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ATEM Television Studio HD をDC化した記録

現場ではPanasonicのAW-HS50を長らく愛用してきましたが、プログレッシブ信号が受からないという問題もあり、ATEM Television Studio HDを購入してみました。

通常はACのみの入力ですが、ロケでの使用も考え電源をDC化しました。メーカーの保証は受けれなくなりますので自己責任で、、

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ここのACインレットをCanon4ピンに変更してDC入力にする目論見

とりあえず蓋を開けてみました

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これがAC-DCの電源基盤ようです。(OUTPUTは12Vでした)このAC-DCを撤去して直接メイン基盤に12Vが入るように改造していきます。

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ACインレットを外します。ツメで引っかかっているだけなのでマイナスドライバーで外します。


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外れました。

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裏側のアースのナットが取りにくい、、

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横着せずファンを取り外して作業しました。丁寧に丁寧に、、


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ACインレットから電源基盤へ伸びているケーブルを取り外します。

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無事取り外せました。フラットケーブルの間を通っているので慎重に、、

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DCのケーブルも取り外していきます。これは引き抜くだけです。

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ネジ4箇所を外して、電源基盤もなくなりました。すっきり。

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電源ユニットを外さずにAC/DC両方入力できるように切り替え式にしても良さそうですね。

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キャノンコネクタをつけるスペーサーを作ります。

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実測してモデリング。

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印刷します。見えないところなのでスピード早めの設定で。

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少し汚いですがスペーサーなので今回はこれで問題ありません。

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Just!


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配線もしていきます。(基盤側のコネクタは秋葉原で買ってきました。はづしたケーブルをカットして使っても良さそうです。)

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完成!

Vマウントバッテリーで動かす場合15V近くになりますが問題なく動いております。これも自己責任で、、心配な方はDC-DCコンバータで12V定格入力してください。

以上、ATEM DC化の記録でした。


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