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本丸亭 鶴屋町店

オラはフ"デブ"ショウ、ってな――

店行ってから1週間とか経ってました、なんやかんや僕にとって文字書きというのはやる気が「起きる」ものではなく「起こす」もののようです 哀しいかな

今回は横浜で高校の同期と遊んでたんですが、帰りに横浜でオススメの塩ラーメンの店に友人を連れ込みました 大学に進学して定期も変わり横浜に行くのも一苦労となったので横浜で食える麺のありがたみを噛み締めながら頂くことにします

今回お邪魔したのは横浜駅西口から歩いて数分の本丸亭というお店です、店を案内する際に浪人していた友人は酷く嫌そうな顔をしていました ふ〜ん

本丸塩ラーメン+塩煮玉子です
透き通った淡麗スープに浮かべられた春菊や小口ネギの緑が爽やかさを漂わせつつ香りが食欲をそそります

こちらはミニまんま丼になります
チャーシューの切れ端とキムチの丼です、お店側は中毒必至と謳っていますが果たして

さ〜て感想入りますね、まずはラーメンから
今回もスープから頂きましたが、やはりここのスープは良いですね、本当に何口でも飲めます 見た目通り、あるいはそれ以上のあっさり感です 飲み込んだ後も下の根元あたりから仄かに香ってくる程度ですが確かにその味が残っていてこの加減がちょうど良いです ただ、スープ単品だと物足りないような……と感じたそこに各種トッピングが奇跡的な調和を見せるのです
麺は中太の平打ち麺です、どうやら手打ちだそうです ツルツルピロピロのすすり心地抜群で、飲みやすいスープと合わさってこれもまた止まりません 今回は麺とトッピングを食べ進めるペース配分が非常に悪かったのですが原因は主にこの麺のすすりやすさにあります
個人的にお気に入りなのがこの春菊です お店側のオススメ通りに着丼後すぐにスープに浸しておくのですが、この春菊とスープの相性はマジで良いです スープよりは味の主張の強い春菊ですが、スープもしっかりこの組み合わせにおいて味を支えていて、最高のコンビネーションと言えます 贅沢を言うともっと欲しいです、有料トッピングでいいからつけてくれってレベルですね
そしてこのチャーシューですが、こいつをどう思う?

厚すぎんだろ……

ここまであっさり系で攻めてきておいて、いざチャーシューを箸で挟むとこの重量感です そしてこの脂です、掴んだところから脂が溢れ出すくらいにはジューシーです、これは卑怯ですね 見た目から期待される以上に柔らかいのも実に嬉しいです 思い切りかぶりついて二口分というサイズも最高です、二枚もついてきているので本能のままに食らいつきましょう 自分の中ではここの豚を超える店は知りません
トッピングでつけた塩煮玉子ですが個人的にはこのラーメンを食べる上では是非つけておいた方が良いと思います 味付け玉子ではなく塩煮玉子なので黄身の濃厚な味だけをこのラーメンの中に取り入れて食べることができます もちろんスープの味とも良く合います
ミニまんま丼の方は初回の感想としては期待していた以上にはハマらなさそうでした 豚のコロコロ感がラーメンのものとは違くてまた良いのですが、若干量に対するコスパの悪さとキムチの辛さがもう少しあってもいいかなと感じました ここで刺激的な要素が前面に出てくるとより箸が進むんじゃないかと思います ですがゴマの風味もよく合っていますし玉子と一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しかったです、贅沢したい日はつけちゃおうかな

どこまでも控えめでありつつもこの一杯を"完結"させているスープは非常に完成度が高く、塩ラーメン好きの方なら誰もが満足出来るレベルだと思います 神豚に本能を呼び戻されるのも一興です、是非ご賞味あれ

ラーメンで音ゲーの地力は伸びます

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