同担拒否が垣間見えた話

垣間見えただけです。
まだ同担拒否になったとは言ってません。
あと読むなら最後まで読んで欲しいです。

全部書き切った後で思ったより言葉が強くなってしまったので重ねてお断りを入れに来ました。今後僕が同担を「拒否」するつもりはありません。

そもそも僕は元はただのオタクで同担拒否ってことはなくて、むしろ「同担拒否とかありえねーw気持ちわからんw」って言って同じ考えのオタクとよくニチャニチャ笑ってました。

自分でもまさかこんな感情がモニャると思ってなかったので困惑しております。まだこの感情がなんなのかわかっていないので、この記事でそれと真剣に向き合うことでちゃんと理解しようと思います。

事の発端はもちろん今日の生配信……と言いたいのですが、こうして考えるとずっと前から同担拒否の気はあったのかもしれません。ただ最も強くそれを感じたのは今日の配信のお便りのコーナーでした。
お便りって言うと今まで参加してきたイベント、トークショーでもあったんですけど、その時はこんな気持ちになることはありませんでした。自分のお便りが読まれないかソワソワソワソワソワソワソワソワしてるだけで別に何も不快なことなんてありませんでした。

今までのイベントと今日の配信の決定的な違いというのは、お便りの宛先にあるかと思われます。(今日の配信ではお便りを送っていないという点もありますが恐らくこれは違うので省きます)
今まで参加したトークショーなどは、あくまでコンテンツの名を冠したイベントでした。なのでキャストさんの参加者も複数いて、そんなイベントの中で個人に向けたメッセージというのは中々送られません(少なくとも僕が参加した中にはありませんでした)。
しかし今回の配信は二人で取り仕切られているもので、共通の出演作品があるとはいえ、あくまで二人の女性声優というだけの配信です。一応個人の配信も存在しますが、、ファンレターはここにも十分集中します。
そして僕は自分の推しが他人からのファンレターを読んでいる時に、以前からどこかで感じたことのあるような気分の悪さに苛まれました。
はっきり言うと多分「俺以外のオタクのことなんか見ないで欲しい」っていう感じですね、これ。

僕はこの感情、ガチでキモいと思います。

〜ここから先非常に語気が強く不快になられる方がいらっしゃるかもしれません、その予兆を感じた方は「最後まで読め」と言った手前ですがブラウザバックを推奨します。あくまで主観に満ちた記事になるので、そこはご理解の上お読みいただきたいです。〜

僕の推しは僕のために存在している訳ではありません。誰でも知ってます。だから純度100%のエゴであるこの感情は全くのお門違いなわけで、そんなものを自分が抱いていたのかと思うと身の毛もよだつし震えが止まりません。ですがあの時感じていたのは恐らくこんなような思いだったはずです……
他にはどこで感じていたのだろうと思い返すと、すぐに思いつきました。Twitterのリプ欄です。推しのツイートに対するオタク達のリプが何だか不快だったんですが、同じところに起因するでしょう。自分だってリプ返の時はリプ送るくせに、ガチでキモいです。
言い訳だけさせてもらうと、もちろん本気で俺以外見るなって思ってるわけじゃありません。ただ「そういうことでしょ?」って言われると否定が出来ないだけで、最上級の強い言い方をすればこうなるっていうだけです。他人に害を与える気もないので、リプ欄は自分で勝手に見ないようにしてたし、今日の配信の時も真っ先にコメント表示をOFFにしました。ただそれだけの事といえばそれだけの事です。

思い返すと、推しはラジオでお便りに答える感じで質問返答のコーナーを設けているんですが、ここに僕の考えは顕著に現れていたように思います。質問のお便りって言ったって、「○○です。好きな食べ物は何ですか?」よりは「○○です、前のイベントお疲れ様でした、新曲良かったです、お気に入りの部分はどこですか?」みたいに、質問者側の感想も入るじゃないですか。僕は多分その部分だけ煙たがってたと思います。そこから先は推しが質問に答えてて100%推しの話になるのでいいんですが、他のオタクの話なんて僕からすりゃクソどうでもいいわけですね。推しに関する話ならセーフ、関係なくなったオタクのただの感想ならアウト。ここが僕の抱く感情の明確な境界線なのかもしれません。

また何故同担拒否になったのかもわかる気がするのでここで共有させていただきます。
推しの対象が感情を抱くようになったからです。
今までは100%二次元のオタクだったので、推していたのはあくまでキャラクターであり、それは言ってしまえば誰かの創作物で、言えと言われたことしか口にしません。ファンレターなんてものももちろんありません。だから他のオタクを見ることなんて絶対にないわけです。従って僕は気兼ねなく同士達と推しの良さについて語れたわけです。
しかし時が流れ僕の推しは女性声優、つまり実在する人間になりました。となると今までのようにはいきません。だから今までは考えもしなかった問題に悩まされているわけです。

また少し考え直して思ったんですが、よく普及していて便利なので同担拒否という言葉を使いましたが、僕は「拒否」をするつもりはありません。「僕も○○さん(推し)好きです!」って言われたら肩を組んで推しについて語り合いたいです。ただ、推しが他のオタクに目を向けてるのが見えてしまうのが嫌なんですよね。僕は推しを最早偶像(アイドル)的なものとして捉えてしまっているようなので。マジでキモい。
なのでどうかこれを機に僕を腫れ物みたいに扱わないで欲しいです……

最後に今後この感情とどう向き合うかなんですが、全力で治したいと思います。
僕は以前から同担拒否の気持ちがわからないと口にしてきた身ですし、依然としてあまり良い感情は抱いていません。そんなエゴ剥き出しの存在に自分もなってしまったと思うと正直辛いです。何度も言ってますが自分キモすぎて自己嫌悪止まらんです。少しでも自分を許せるように改善していきたいと思います。
ダメならダメで今まで通り自分で蓋をするだけで避けられるので、自分が悪いものだと理解して自衛していこうと思います。

多分こういうオタクがマジの厄介行為をするんだろうなとひしひしと感じ本当に怖くなりました。僕は勝手に推しを推して元気もらって生きていたいだけです。絶対に迷惑はかけたくありません。改めて気を引き締めて今後も推し事していこうと思います。

いつかこの記事を笑い飛ばせる日が来ますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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