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【サッカースクール】子どもに伝わる言葉の選び方

こんにちは!子ども向けサッカースクールのコンサルティングを行っていますvidaplenaです。最近初めてフルーツサンドを食べました。大きな果物がたっぷりの生クリームとパン?で挟まれているあれです。値段は580円、、、高いなぁ、、、美味しかったですけどね。最近のデザートとか、カフェのスイーツとかってかなり高いですよね。まあ物価の上昇とかも原因なんでしょうけど。その値段ならラーメン食べられるよ!って突っ込みたくなりますが疲れていたこともあり誘惑に負けてしまいました。疲れた時には甘いものに限りますね!今回は子どもに伝わる言葉の言い換えを紹介します。まだ言葉を覚えたての赤ちゃんにクルマ!と言ってもなかなか伝わらないですよね。大抵はブーブーとか赤ちゃん言葉で教えると思います。サッカーの指導においても子どもが一瞬でイメージしやすい言葉を使うことによって呑み込みが早くなると考えています。僕らが実際に現場で使っている言い回しを紹介するので一つでもこれ使える!と思ってもらえれば嬉しいです。

1 消毒/シュッシュ

2 インサイド/靴のマーク

3 インステップ/紐かビリビリ

4 周囲の状況把握/きょろきょろ

5 まとめ

1 消毒/シュッシュ

以前の記事でも紹介しましたが、新型コロナウィルスが5類に引き下げられる前は出入口にアルコールの消毒スプレーを置いていました。それを子ども達が練習が始まる前、お茶休憩の時、手に吹きかけます。特に幼児の子ですが、「消毒」というワードを聞いてもピンとこないことが多いです。消毒ではなくスプレーを吹きかける時の「シュッシュ」という音で伝えるとすぐに理解ができます。このケースと同様に物の名前を直接伝えるのではなく擬音で伝えて上げると分かりやすいです。ただ、消毒のボトルが途中からスプレータイプからジェルタイプに代わったのでシュッシュではなくなったんですけどね。笑


2 インサイド/靴のマーク

スパイクやトレーニングシューズの内側と外側にはそのメーカーのマークが入っていることが多いですよね。その場所を使って蹴ってほしいときにこの言葉を使います。子どもにキックを教えると小さい力で早いボールが蹴れるのでつま先でのキックになる事が多いです。ただ今後の成長を考えた時に、インサイドでのキックをまずは覚えてほしいんです。(つま先のキックは正確性に欠けますもんね。)そのため、子ども達には近くの人にパスを出すときは靴の内側のマークの部分(インサイド)で蹴るようにしようね、と伝えています。


3 インステップ/紐かビリビリ

今度は「インステップ」の言い換えです。先程もお伝えした通りボールをつま先で蹴る癖がつかないようにこの言葉を使います。シュートを打つときは靴の紐かビリビリで蹴るようにしようね、と伝えています。ちなみに「ビリビリ」とは靴を履くときにくっつけるマジックテープのことです。子どもによっては(特に幼児~小学校低学年)靴の紐が上手に結べない場合があります。そのため靴ひもの部分でというと該当しない子が必ず出てくるので「紐かビリビリ」で伝えています。このようにインサイド、インステップがどの部分かはっきりと覚えられるまでは目印を見つけて具体的な表現をしましょう。


4 周囲の状況把握/きょろきょろ

これは周りを見てほしいときに伝えます。サッカーで周りを見る事は重要ですよね。なかなか周りを見ることの重要性を理解するまでには時間がかかりますが、、ただ周りを見てね、というとドリブルをしている時に前方だけ見てしまって横の状況が見えていなかったりすることがよくあります。ただ、「きょろきょろ」という言葉だと周囲のあちこちを見回すイメージがありますよね。ニュアンスが可愛いだけでなく、周囲の状況を見て確認してほしいという意図がこもった最適な言葉だと思います。


5 まとめ

今回は子どもに伝わる言葉の言い換えを紹介していきました。大切なのは、伝えた上で理解をしてもらう事。コミュニケーションは伝えただけでは成立しません。こちらから伝えて相手が理解してくれた時に初めて成立します。子どもが一方的に言葉を選ぶのではなく受け取る側が理解しやすい言葉を選んであげましょう。



全ては生徒と指導者の充実した人生のために。

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