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【サッカースクール経営】退会者が増える時期3選!

こんにちは!サッカーをはじめとした子ども向けの習い事教室の経営、集客コンサルティングを行っているvidaplenaです。1月から冬休みが終わり、学校や幼稚園、保育園が再開しましたね!2月に入って子どもたちも学校が終わってサッカーをする生活リズムに慣れて来たようです。ただ、冬休みが明けて学校に通い始めたことによって、体調不良者も多く出てくるようになりました。。最近はコロナ第10波ともいわれていますよね。直近のスクールでも体調不良で全生徒の半分がお休みの場所も出てきました。改めて体調を整えることはとても大切ですね。早く暖かくなって風邪をひきにくい時期になるといいですね!(となるとまた花粉症がつらい時期になるのですが・・・)


今回は退会者が比較的多く出る時期について紹介していこうと思います。引っ越しや、その他仕方ない理由で退会者が出ることは仕方ありません。ですが、サッカーに対するモチベーション低下などで辞める生徒は極力避けたいですよね。退会率を下げる方法についてはこちらの記事で紹介しているので良ければ参考にしてみて下さい。具体的な大会を防ぐ方法と一緒に時期を知っておくと前もって心の準備ができます。○○の時期に生徒が減るから〇人増やしておきたい、など経営の計画が立てやすくなるので知っておいて損はしません。



1 退会者が増える時期

01 長期休み明け

02 学期末

03 真夏・真冬


2 退会の時期が来る前に

01 まずは基本を忘れないこと

02 子どもたちの様子を見る

03 保護者にも話を聞く


3 それでも退会者が出てしまう

01 生徒数の維持

02 その他の方法で


4 まとめ


1 退会者が増える時期

サッカースクールでもその他の習い事教室でも退会者が増えやすい時期はあります。この時期を把握していないのと、しているのでは長期的なスクール経営目線から見て大きな差が出てきます。


01 長期休み明け

夏休み、冬休みは子どもたちサッカー以外にもたくさんの楽しいイベントが待っていますよね。サッカー以上に楽しいことを見つけるとそちらに夢中になってしまうケースがあります。(スポーツに限らずに何かに熱中できることはいい事なんですけどね。。)また、長期休暇前から何かしらのサッカーが楽しくない理由ができると、数週間サッカーをしない期間ができることによって習い事に行きたくない!となってしまうこともあります。


02 学期末

この時期の大会は引っ越しや転勤によるもの。ある程度は仕方がありません。引き留めようがないですもんね。ですが、この時期には引っ越し等で数人の退会が出る事を想定しておきましょう。数人減ることを見越して普段からの広報活動を続けることが大切です。また、引っ越すことをある程度前に知らされた場合、その子が楽しくサッカーをすることができるようにできるだけの配慮をしましょう。もちろんその子の思い出作りも大切ですが、他のスクール生にとっても良い経験になります。


03 真夏・真冬

夏って暑いですよね、、冬って寒いですよね、、、って当たり前か。笑

大人でも動きたくないなぁ・・と思うことってあると思います。そりゃあ子どもも同じです。真夏にバテてしまわないように春・秋の時期からしっかりと体力がつくようにしていきましょう。また、めちゃくちゃ寒い中でもサッカーが楽しくなるように普段から丁寧な指導を心がけていきましょう。(特に夏は倒れないように細かく水分補給を取ることも大切です。)



2 退会の時期が来る前に

前項では退会が多い時期についてお話していきました。ここからは大会の多い時期が来る前にできることについて紹介していきます。せっかく多くの生徒が入ってくれても次々と辞めていく子どもたちが多ければ意味がありません。しっかりと対策をして生徒が長くサッカーを続けてくれる環境を整えましょう。


01 まずは基本を忘れないこと

一番大切なのは子どもたちの様子をしっかりと見てサッカーを楽しめる環境を常に提供する事です。つまり普段からの指導や声掛けが何よりも大切ということ。「何よりもサッカーをすることが楽しい!」と心の底から感じているのに辞めたりしませんよね。退会しがちな時期が来ても全然気にならないくらいの気持ちを作ってあげるようにしましょう!


02 子どもたちの様子を見る

サッカーが楽しくない・・と感じている子どもたちはどこかしらにサインを出しています。例えば、、

  • 点を決めても楽しそうじゃない

  • 練習前後にいつも一人でボールを蹴っている

  • リフティングなどの個別練習の時に上手にできずに迷っている

これはあくまでも一例でサインはその子によって様々です。おや?と少しでも感じたら声をかけるようにしてみましょう。普段からのコミュニケーションが何よりも退会防止になります。


03 保護者にも話を聞く

  • 家とかでもボールを蹴ってますか?

  • 普段サッカーの話とかをお家でしてますか?

  • お母さん、お父さんから見て楽しそうにサッカーしてますか?

など、何気ない会話でOKです。子どもたちの様子を聞くと、もっと練習してほしい!や、頑張ってますよ!など、保護者の方の本音を聞くことができます。子どもたちのサッカーに対する姿勢、がんばり等をコーチだけでなく保護者の方と一緒に見守れるようにしていきましょう。もっとサッカーが上手くなりたいから練習でも家でも楽しそうにボールを蹴っているようになればいいですね。



3 それでも退会者が出てしまう

いくら対策をしても辞めてしまう子はどうしても出てきます。これは努力ではどうしようもないこともあります。大切なのはその数を最大限抑えていくことです。また、同時に退会した人数をどうやって埋めるのかも同時に考えていきましょう。


01 生徒数の維持

単純な話で、10人抜けたなら10人に入会してもらえばいいんです。そのためには

  • SNSの投稿頻度・質を増やす

  • チラシの枚数を増やす

  • SEO・MEO対策を行い多くの人の目に触れるようにする

など、広報に力を入れましょう。ただ、闇雲に量を増やすだけではあまり効果は出ません。毎年広報をどれだけ行ってどれだけの反応と入会があったのかを分析していくことが大切です。例えば3,000枚のチラシを配って3人の入会があれば、6,000枚のチラシを配れば6人入会してくれる可能性がありますよね。(そんな単純な話ではありませんが・・)


02 その他の方法で

生徒の数が減るということはその分スクールの売り上げは減っていきます。その対策としてイベントや新たなコースを新設して売り上げを伸ばすことも手段の一つです。ただ、イベントなどは単発での売り上げとなるため、スクール生が通ってくれた方が経営的には安定します。(月謝×12か月分ですからね・・・)あくまでイベントは人数減の補填という形ではなく、月謝プラスアルファの売り上げを上乗せしていく手段として考えたいですね。



4 まとめ

今回は退会者が増える時期3選についてお話していきました。まずは退会者を極力減らしていくことが大切ですが、それが難しいことも事実です。時期を把握しておくことによって長期の計画が立てやすくなります。目の先の退会、入会に左右されるのではなく長期的な経営の目線から計画を立てるようにしましょう。




全ての生徒と指導者の充実した人生のために。

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