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クロビ大好きなオタクが数年ぶりに履修したら、熱が上がりすぎて未履修向けにダイマする話


どうも、セレビシエと申します。

皆様は好きなビーダマンのアニメを聞かれたとき、何を思い浮かべるだろうか?
(版権的に)幻になりつつある爆外伝シリーズ、
原点かつ最高のスーパービーダマン、
対戦要素が大きくなったバトルビーダマン、
銃型がイカすデザインのクラッシュビーダマン…
世代によって答えは全然変わってくる。
そんなシリーズの中でも今回語らせていただきたい作品が

「クロスファイトビーダマン」である。


2011年10月〜2012年9月の全52話放送された作品。

クロスファイトビーダマンとは?

主人公の龍ケ崎カケルが、ひょんなことから手に入れた相棒のアクセル=ドラシアンと共に、秘密のビーダマン大会「クロスファイト」を戦い抜き成長していく物語。

筆者は当時視聴していて、1話15分アニメながらも濃密でスピーディーな展開かつ、王道な部分は外していかない作品だったこともあり、学生ながら筆者をビーダマン・玩具・ショタコンの沼に沈めまくった全ての元凶である。

そんなクロスファイトビーダマン(以下クロビ)だが、現在視聴できる媒体がかなり少なくなっており、この記事を執筆してる2023年5月時点でサブスクサービスは1種・オンラインレンタルも1種と日に日に少なくなっている。
正規の視聴方法が少なくなってる中、気になってる視聴者や作品が好きなファンに厳しい話だ。
サブスクやレンタルもいつまで続くか分からない中、いつでも視聴できる環境を作りたい。
知人のオタクやクロビが気になってるフォロワーさんを沼らせれるよう貸せるようにしときたい。
そう考えた筆者はどうしたか。


レンタル落ちの全13巻セット買いました、はい。
お値段3000円、安い。
同時にクロビのアニメは全話合わせて3000円の価値と言われてるような気がして、勝手に萎えてる筆者だがそんな事は気にしてはいけない。

ただここまで来て1つ疑問点が。

クロビって本当に面白いっけ???

好きな作品であることは変わりないが、最後に視聴したのは大学生になって間もない頃。
大体6-7年見てないのだ。
流石にそのくらい経つと思い出補正が上回って、面白いと無理やり解釈してる部分も多いのでは?
あの頃より色んな作品を見て、一喜一憂してきた私にクロビは面白いって自信持って言えるのか??

ということで1週間暇な時間見つけて全52話視聴しました。
率直な感想。



やっぱクッッッッッソ面白いじゃねーか!!!

なんだこの作品!!???

そりゃそうだよ、俺が好きな要素全部詰まってるからな!!!!!!




…という具合にやっぱ好きな作品なことに変わりはありませんでした、ちゃんちゃん。
そして、クロビを観たことない人にオススメしたい気持ちが爆上がりしすぎてヤバくなったので、今ここで執筆するまでに至ったのである。
少しでもクロビに興味を持ってる人はネタバレにならない範囲で沼ポイントを書いていくので是非流し見していただきたい。
既に視聴済みのお兄様お姉様方は温かい目で見てあげてください。

注意
ここからは限界オタクが限界しながら駄文を羅列する怪文書と化します
引き返すなら今です

クロスファイトビーダマンの魅力

①ショタコンを絶対逃す気のない美少年が多い



まず登場人物達について話す前に知らない方々へ歴代ビーダマン作品について少しお話を。
過去作品では熱いガッツを持つ主人公にクールで頼れる仲間や美少年の仲間がいるのがほぼ通例だった。
爆球連発!!スーパービーダマンを例としてあげるなら
熱いガッツを持つ主人公…タマゴ(赤髪)
クールで頼れる仲間…ガンマ(黒髪)
美少年の仲間…サラー(金髪)
(下記画像参照)

爆球連発!!スーパービーダマン
バトルホビー漫画の教科書と言えるような王道激アツ展開が
これでもかと詰まってるくらい最高の作品。
画像はアニメ版。

といった具合に作品によってバランスは変わりつつも基本キャラデザをきちんと分けてるパターンが通例だった。

話をもどして、クロスファイトビーダマンを見てみよう。
まずはキービジュアルの4人を見ていただきたい。

龍ケ崎カケル(青髪)…主人公。最カワ候補の天然ショタ。
鮫島カイト(金髪)…お調子者。派手好きな愛せるショタ。
鷲村ユキヒデ(茶髪)…大人びた関西弁ショタ。ガチ沼。
白銀スバル(黒髪)…最強クーデレ。very kawaiiショタ。

…なんだこのショタコンを絶対ぶっ○すキャラデザは!!?
ショタコンの英才教育をキッズ達に促してるのか!!!!??
やっぱ小学生は最高だぜ!!!

…あぁすまない、取り乱してしまった。

といった具合で歴代作品でもトップクラスでキャラデザの美少年率が高すぎるのである。
過去作は少年漫画らしくカッコいいキャラも多数いながら可愛い美少年枠も少しいるくらいだったが、この美少年率の高さに当時視聴してたビーダーはさぞ驚いただろう。私もその一人だった。
というか主要ビーダー(ビーダマンプレイヤーの総称)は全員沼ポイントがあるくらいである。マジで。
美少年・お兄さん・クーデレ・ツンデレ・策士・不良・・・。
書いたらマジでキリが無いです。
本当は全キャラ語りたいってレベルだが、このnoteがレベル高い怪文書になりかねないので
1人代表例として、主人公の龍ケ崎カケルにフォーカスを当てて語らせていただきたい。



やっぱり可愛い。

彼は冒険家を目指しており、学校の授業中に世界中の謎が詰まった考古学の本を堂々と読む程、野望がデカい。
その後すぐ先生に没収されるにも関わらず、オススメのページを教えて先生にまで考古学を好きになって貰おうとするほど。可愛い。
天然で少し抜けてる場面も多いが、マイペースな性格で周りを引き付ける天性のリーダーセンスを本人は知らずと発揮できる等、主人公に必要な才能を持ち合わせている。最強。
作中では遺跡の探索をする場面も少しあるが、未来の冒険家を目指すだけあって道中のトラップやナゾナゾに対して冷静に分析判断するなど頼り甲斐がある。カッコいい。

…えー、ここまでビーダーとしての説明無しでこの情報量。
設定盛りすぎなんじゃねぇの!?と思われるかも知れないが、違和感無くキャラクターとして落とし込めてるのがクロビの魅力たる所以の1つである。
主人公だからこそこの情報量なのもあるが、他のキャラも大体このくらい書けるレベルで濃い。
キャラ被りもほとんど無いので確実にショタコンは好きなキャラに出会えて沼にハマれるレベルなのだ。
ショタコンホイホイ。
本当にキャラクターだけでも全然語れるが、それはまた別の機会があれば。

②ビーダマンがパートナー(比喩じゃなくガチ)


クロビにあって、歴代ビーダマン作品に無いもの。
ずばり、ビーダーと愛機のビーダマンとの掛け合いである。
どうゆうこと?と思われるかも知れないが、

この作品、一部ビーダマンが普通に喋ります。

ホビーアニメでよくある人間側が一方的に声をかけるとかじゃ無く、日常会話が成り立つレベルで喋ってくる。
なんならビーダーより喋るビーダマンもいる。
これも例として、主人公の龍ケ崎カケルとパートナーのアクセル=ドラシアンのとある回の会話を引用させていただきたい。

〜レストランにてハンバーガーを食べるシーン〜
カケル「あ〜ん!」
ドラシアン「待て」
カケル「ん?」
ドラシアン「(ハンバーガーの)包み紙ごと食べるのか?」
カケル「あっ!えへへ…」
ドラシアン「お前は日頃からちょっとボ〜としてるところがあるようだな」
カケル「そうかな?」
ドラシアン「…自覚が無いのも問題だぞ」
カケル「へへへっ、あ〜んっ!!」

クロスファイトビーダマン 第6話 「きめろトリプルショット!!!」より引用

こんな感じでビーダーとビーダマンで会話が成立してるのである。
日常の何気ない会話でさえこのような掛け合いがあることが分かっていただけただろうか。
これが作品設定としてデフォルトで存在しているため、主人公を始めとして、ビーダーとビーダマンの絆が強調されるシーンに説得力があり、成長した場面も感じる箇所が多いのである。
流石に全ビーダーのビーダマンがこのように会話ができる訳では無いが、特別なビーダマンは会話できるくらいのお喋りなので

「ビーダー同士の推しカプもありだが、ビーダーとビーダマンの推しカプもいけるぞ!!!!」

と公式が宣告してるようなものである(誇張表現)
というか公式さんこんな物用意されたら推しカプの数無限大になるじゃないですかどうしてくれるんですかありがとうございます
でも本当にビーダーとビーダマンが自然に会話できてて相棒感が詰まってるので、これ以外のバトルホビー作品を読むと、「どうして愛機が喋らないんだ…」って現象になります。マジで。
(伝わる人には伝わるが、遊戯王5D'sでバイクに乗って決闘した姿を3年間見たあと、他シリーズでバイク乗らない事に違和感を覚える現象と同じ)


③シナリオ構成とストーリーが純粋に良い


前2つの長所と熱量を話したあとにストーリーの良さを話されても…とはなるが、本当に良いんだなこれが。
初めの方にあらすじとしてざっくり紹介しているが、主人公の龍ケ崎カケルは秘密の大会に参加して物語は進んでいくのだが、彼の中の世界観が日常から非日常に変わっていく描写が見ていてワクワクするのである。

キャラ紹介の時にも話したが、彼は冒険家を目指していて、その理由の1つに「都会じゃ出会えない非日常的な刺激を求めてる」という明確な根拠がある。
それがビーダマンを手に入れた事により、秘密の大会やビーダマンが喋る謎、優勝すれば願いが叶う都市伝説…日常から非日常に変わりゆく様は痛快である。


あと、1話が15分枠のアニメなこともあってサクサク進んでいく。
重要な回こそ次週持ち越しはあるが、1話辺りの起承転結がしっかりしていてるので見やすいのも魅力の1つ。
前半は秘密裏に行われながらランキング一位を決めるクロスファイト編、後半は訳あって4エリア合同開催のGPシリーズ編と大まかなシナリオは大きく分けて2部構成になっている。
30分アニメに換算すれば2クール構成なので前半後半でそれぞれ分かれてるのは理にかなってるだろう。
私個人的にはビーダーが色んなチューンナップギア(強化パーツ)を駆使して競技を制していくクロスファイト編が好きだが、後半の格闘バトル漫画みたいな展開も度々起こるGPシリーズ編も捨てがたい。
つまりどっちもめちゃめちゃ面白いのである。
卑怯。


最後に

ここまで限界オタクが途中怪文書を多々挟みながらもクロスファイトビーダマンの魅力について語った訳だが…
正直まだまだ全然語り足りないのである。
キャラデザ・CP・お話…全部が語り足りない。
今回気になってる人向けに、限界オタクをなるべく抑えて書いたつもりだったが全然収まってない。本当にすみません。
最終的に視聴するかどうかは人それぞれだが、言葉じゃ語れない想いがあるってことだけは最悪覚えて帰っていただきたい。
もしクロスファイトビーダマンを履修してくれた方がいたら是非感想を聞きたい。

また怪文書を書く気になったら執筆します。


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