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戸田競艇場の特徴・傾向

1マークはスタンド側に13m振られており
スタートラインから見ると3コースの延長線上辺りに
インは斜めに走る形で距離が長くなり
スタートを決めないと包まれる隊形になりやすく
「インが弱い」大きな理由

センターからは
直線を走って1マークを鋭角に攻められるので
「捲り」発生率が全国でもトップクラス

基本的にはスタートで先手を取った選手が
主導権を握りやすいですが
水面の狭さから展開に法則性がない一面も
舟券のセオリー通りに決まりにくいので
ヒモを絞るのが難しい

風の影響

比較的穏やかな水面状況が多く
無風状態が約3割を占めている

無風の影響

無風時はスリットが揃いやすくイン勝率が上昇傾向
コースレイアウトの利がある4コースも僅かに上昇

向かい風の影響

風速5mを超えるまでは
基本的にイン勝率は大きく変わらず
水面が狭くインのターンが難しい戸田でも
向かい風が吹けば風の抵抗でサイドが掛かり
逃げが決まる

追い風の影響

追い風ではインが流れて「差し」が決まりやすく
2コースの1着率が上昇
風速が強まると狙い目は4コース

1コース

インが日本一弱い水面ですが
その分2.3着率は高く、イン絡みの舟券は多い傾向
インが逃げるにはスタートを決めることが必須で
更には壁になる2コースの存在が欠かせない
機力やスタートに不安がある場合は
イン以外から勝負したい

2コース

追い風が吹くと成績が大きく上昇し「差し」が増加
追い風条件で絞ると回収率も高く、
機力の裏付けがあれば積極的に狙いたい
ただセンター勢の攻めに潰されやすく
2.3着率は下がる傾向
壁役でもあり1着率も高いという取捨選択が難しい

3コース

3コースの捲り想定では
「3→4.5.6→」のスジ舟券を買うことが多いですが
人気を集めやすく回収率が例年低め
狭い1マークのため3コースがまくった場合も
内側の艇がブイ際を小回りして残る展開もあり
捲りでも1.2を絡めた舟券の方が回収率は高い

4コース

決まり手では圧倒的に「捲り」が多い
風速4m以上で絞ると占有率・回収率ともに上昇

5コース

センターが攻めやすい場のため
2.3着率もトップクラス

機力の裏付けがありスタートで先行できれば
「捲り」も決まり、「捲り差し」比率は低い

4コースが「捲り」に出ると
それに乗じて5コースの「捲り差し」が決まる展開は
他場ではよく起こりますが
1マークが狭い戸田では
差すスペースが無い場合もあり決まりにくい傾向

6コース

どこからでも1着を狙える戸田らしいですが
2.3着率も高く軽視できない



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