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三国競艇場の特徴・傾向

三国競艇場の最大の特徴と言えるのが「コース幅」
スタートライン上のコース幅は62mは
トップクラスの広さ
これによりアウトの選手は1マークまでが遠くなり
攻め切るのが難しい
4~6コースの1着率や、捲り決着率は全国でも下位で
ダッシュ勢に厳しい結果
アウトからの攻めは利きづらい水面+硬い水質
ということで、出足重視の水面
直線タイムは成績に直結しやすいので要チェック
追い風が吹くと2.3コースの差しが決まりやすく
「まわり足」も重要

風の影響

年間を通して「追い風」が多く
この条件も「スロー有利、ダッシュ不利」

向かい風の影響

向かい風ではインの加速が付きにくく
風速4mを超えるとイン勝率は低下傾向
1着上昇率が高いのは3コース
決まり手は「捲り差し」優位
風速5mを超えるとダッシュからの「捲り」も増加

追い風の影響

三国で強い2コースが更に威力を発揮するのは追い風時
先マイするインが風に流れ
2コースの「差し」が増加傾向
また4コースの「差し」も全国トップクラス

1コース

内側が有利な水面ですが
2.3コースの強さにイン勝率は押し下げられている形
インが負ける時は「差し」が多いことや
広い水面のため捲られても残しやすく
1コースの2着率は上位で推移

2コース

決まり手はほぼ「差し」
「2ー1ー全」の占有率は例年トップクラス
最も1着率が高いのは「追い風3m以上」で
インが流れて「2コース差し」が増加傾向

3コース

ダッシュが利きにくい水面なので
カド受け3コースは他場よりも有利となりやすく
1着率は平均以上
決まり手では「捲り」優位ながらも
「差し」比率がトップクラス
3コースの1着率が上昇するのは「向かい風」

4コース

決まり手では水面特性を反映して「捲り」率が
例年ワーストクラス
風の影響では「追い風」で1着率が上昇。
向かい風5m以上で「捲り」が増加

5.6コース

全国上位の5.6コースが弱い水面
三国は進入が変わりやすいので
アウト選手の前付け傾向や展示を確認

まとめ

水質は淡水で硬い
コース幅はトップクラスの広さ
1マークが遠くなるダッシュ勢に不利
年間を通して追い風が多い
1コース勝率は平均程度
2コースが強く、追い風時に上昇傾向
3コースも平均以上で捲り優位ながら差し比率が高い
4.5.6コースは下位
「捲り」が少なく、「差し」が多い


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