どうも１ (2017/8/11投稿）

お邪魔いたします、テキサスの大野です。

詳しい自己紹介は省きますが、シカゴの太田先生ほどの変態ではありませんし、北原先生ほどアブノーマルでもありませんし、フィラデルフィアの武部先生ほど見た目と経歴のギャップもありません。ノーマルかといわれると若干返答に困りますが、どちらかというと、若手心臓外科の会の留学ブログの動向に一抹の不安を抱く程度の常識を兼ね合わせています。

もうすぐ9月ですね。
ということで、みなさんご存知の通り、NFLが開幕しますね！！

アメリカに居て幸せに思うことの一つに、NFLがあります。自分は昭和大学という大学でアメリカンフットボール部に所属し、医歯薬リーグでプレイしていました。「昭和大学アメリカンフットボール部医学科」みたいな6年間を過ごしていました。当時はNFLにはあまり興味はありませんでしたが、アメリカに留学してからというもの、毎週日曜日はよっぽどのことがない限り、というか、よっぽどのことがあっても試合を観ています。心臓移植があっても、手術室でドナーチームの連絡を待ちながら、iPhoneに食い入って観ています。一度だけですが、どうしても応援するBaltimore Ravens戦が観たくて、肺移植のドナー入室時間を遅らせてもらったことがあります。一度だけです、、、。

人によっていろんな留学の楽しみ方があると思いますが、アメリカでの生活を楽しむコツは、“みんなと一緒”じゃなくていい、と思えるようになることだと思います。”みんなと一緒“は安心ですよね。日本はブームの文化で、自分も”みんなと一緒“で安心していました。アメリカには本当にいろんな人がいます。みんな好き放題な格好をして、みんな自分勝手に楽しんでいます。”みんなと違って、それでいい”と安心できるようになれば、アメリカ生活はもっと楽しくなると思います。

留学した人には何となく分かってもらえると思います。何のことか分からない人、自分はみんなとは違うぞ！と思っている人、そういう人は是非留学してみてくださいね。そして一緒にNFLで盛り上がりましょう！

＊この記事は米国テキサスで心臓外科医をしている大野先生の特別寄稿です。全14回の構成ですが、投稿締め切りを全然守らない大野先生をサポートしてチームWADA副代表やメンバーも投稿しています。
大野先生のブログ：Cowboyかぶれのおっさん侍　

テキサス大野先生とチームWADA副代表のおっさんずラジオ