ベニラヒラムハム

ここにきて、
ようやくコロナ疲れが溜まってきている鴨川です。


何をするにも億劫で、
寒暖差でカッたるくて、
仕事なんて月曜日には吐き気がするレベル。


今日もそんな気分で伊勢原市役所の駐車場に車を停めた。



「はばらぁぁ〜はぁ…………む」



自分でも信じらんないため息が出て、
このままじゃいかんと思ったので、
鬼滅の刃のタンジロウよろしく……


「俺は鴨川家の長男だ、鴨川家を継ぐ男だ!戦え!こんな情けない姿を子孫に見せていいのかっ!!」



なんて自分を奮い立たせてみた。



するとどうだろう。



役所に向かう足取りの軽いこと!!




俺思うんだ。


守護霊って奴は本当にいるんじゃないかって……



俺が先祖代々の鴨川さんを思い浮かべることによって、俺の体にまとわりつく邪気なるものを葬り去ってくれたんじゃないかって……



オラオラオラオラオラッッッツツ!!!してくれたんじゃないかって。


幽霊がいるいないにしろ、

俺の体は原子の集まりにすぎないわけで、

俺が死んで、燃えるにしろ潰れるにしろ、いつかは分解されて何かしらの原子やら分子になるわけで、

その原子やら分子もそこらへんの原子やら分子やらと電子を交換して、

そのうち誰かの一部だったりプラスチック容器の一部になって。


つまり、俺の体はいつか死んだ俺の原子を使ってる+俺の周りにはいつかの俺の原子やら電子が漂ってるわけで、

俺が悲しいと良くない電子が集まったり、

今日みたいに「頑張れ俺ッッツツツ!!!」とか考えると周囲にまとわりつくネガティブな原子をふっ飛ばしてくれたりすると思うんだよ。


だって元俺なわけだし。

そう考えると、
世界中のものは全部元俺の可能性が高いわけであって、


つまりは世界は全部俺であり、

きゃりーぱみゅぱみゅも俺だと思うんだよ。




思ってんだよ。