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*「左派ポピュリズムのために」(シャンタル・ムフ)

… 2月7日に明石書店から邦訳。

【内容紹介】
「闘技民主主義」から「左派ポピュリズム」へ。私たちはまさに「ポピュリスト・モーメント」の只中にいる。「ポスト政治」的状況において、左派ポピュリズムの可能性とは何か。本書は、「少数者支配」に対抗する「人民」を構築し、民主主義を回復・深化させるためのラディカル・デモクラシー戦略を提示する。

【著者紹介】シャンタル・ムフ(Chantal Mouffe, 1943-)
ベルギー生まれ。現在、ウェストミンスター大学民主主義研究所教授(政治理論)。ハーバード大学、コーネル大学、プリンストン大学先端研究所、パリ国立科学研究センター(CNRS)などでの研究職や、コロンビア国立大学、ロンドン市立大学、ロンドン大学ウェストフィールド・カレッジなどの教授を歴任。パリ国際哲学カレッジにも参画。邦訳に、『政治的なるものの再興』(千葉眞・土井美徳・田中智彦・山田竜作訳、日本経済評論社、1998)、『民主主義の逆説』(葛西弘隆訳、以文社、2006)、『政治的なものについて』(酒井隆史監訳、篠原雅武訳、明石書店、2008)、エルネスト・ラクラウとの共著『民主主義の革命』(西永亮・千葉眞訳、ちくま学芸文庫、2012)などがある。

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