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富士山を自転車で登る

こんにちは!AI Strategy Center(AISC) のイリーンです。
本記事で、AISCの他のメンバー王さんとやってみた自転車チャレンジについて、語ってみます。このチャレンジを、2023年8月にやり遂げました。

目的

今回チャレンジの内容は、富士山の五合目まで上る道、富士スバルラインを、自転車で登り切ることです。
(富士スバルラインは有料の道ですが、この時期に、マイカーの通行が制限されていて、基本的に富士山五合目に向かう富士登山者のシャトルバスだけが通ります。)
(しかし、自転車は200円の料金だけで入れます。)
このルートは、24キロメーターで1250メートルの標高を上がります。平均勾配は5.2%になります。
このルートでは、毎年「富士ヒルクライム」という自転車レースイベントが行われています。

STRAVAアプリのルート地図

今回の目的は、「ブロンズメダル」という最低のレベルの目標、90分切ることを目標と設定しました。
なぜ、このチャレンジしますか?
単純にきれいな自然で自分の限界を挑戦してみたいからだと思います。

参加者紹介

今回参加される方は、僕イリーンと超自転車ライダーの王さんです。
僕は5年くらい自転車通勤をやっていますが、ロードバイク系に変えたのは4年前からです。今も自転車通勤していますが、通勤だけで週で最低120キロをやっています。
王さんが自転車を始めたのは2年くらい前ですが、短時間でかなりの体力をつけていました。自転車通勤せずに荒川でガンガン高速で週200キロぐらいを走っています。

当日

富士山まで行くには、電車を利用しました。
朝の7:15の新宿からの電車に乗りました。朝早いのですが、2023年この歴史的に暑い夏の日に、できるだけ早く目的地に行って、チャレンジを完成させるという目的でやっていきました。遠い所で自転車でライドをしたい時、特別な自転車を入れられる「輪行袋」を使います。自転車をひっくり返して、車輪を外して、きちんとストラップなどで固定してから袋に入れられるので、この大きな袋を使うと自転車と一緒に電車に乗れます。
僕たちはこの「輪行袋」を使って、電車で富士山駅まで行きました。

輪行袋から自転車を取り出して組み立てて、富士スバルラインのスタートラインへ向かいました。ただし、一回コンビニに止めて、僕が王さんに負けないために考えた特別な必殺技、「レッドブル473ml」を購入して飲みました!

スタートラインまで、すでに300メートルの標高を登る必要がありました。
しかし、スバルラインの門にたどり着いてから、心の準備をして、ガンガンと本チャレンジを始めました。

富士スバルラインへの有料入口

王さんと話しましたが、今回異常に力を出さずに、90分に間に合うためには一定パワーを出し続けて登るプランでした。いわれた通りに、王さんが一定のパワーを出し続けて、僕には難しいペースを設定してました。

王さんがこなれてきた訓練場の荒川には、何時間でも妨げなく一定の速度を出し続けられるルートです。それに対して僕の通勤ルートそしてよく通う相模原など近くの坂が、「信号から急発進」もしくは「坂を乗り換えるためのブースト」で短時間で大きな努力を出して、それから「信号の後の道渋滞が緩和」とか「坂の下り」で休む時間が発生するタイプのライドが多いです。

まさにこれが難しくて、少しでも勾配が5%から緩和されていたら、僕の体が「はい、これで少し休む」とやろうとしているのに、「一定のパワーを出し続ける」の王さんが勾配が少なくなったために加速し、先に離れていきました。

しかし、僕は王さんを見逃すともう絶対追いつけないのを認識していたので、絶対に追いつくようにしました。そして勾配が戻ったら、少しずつ追いついていた。これが繰り返して何回も続きました。

そして、やっと富士山5合目に辿り着きました。

富士五合目

振り返り

それで結果は?「ブロンズメダル」の90分の時間に間に合いましたか?
結果を見ると、94分56秒かかりました。ギリギリ、目標の時間には達成できませんでした。
しかし、一定の速度を保って、ガンガンとルートを乗り越えた。これから、少しずつ訓練し続けると、きっとこのチャレンジに挑戦できると思います。
ただし、このようなものは、肉体的だけではなく、精神的な努力が必要です。体を全力で働かせ続けるためには、精神力が肉体より大事かもしれません。少なくとも、もし王さんの設定速度に追いつこうとするのではなく、一人で行ったら、きっとそれ程の努力を出せなかったと思います。

これからよく訓練して、来年6月の富士ヒルクライムレースに参加します!

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