私の風景

※講義で指定されたタグの関係で負けた瞬間 としてますが私は「勝った瞬間」をテーマに書いてます。

私はのろまでおおよそ
多くの人と上手くやっていく事ができない人間であった。

私は噛みつきガメ(と言っても実際にはもちろんカメではない、私の相手に対する恨みを多分に含んだ例えである。)に何をするでも無かった。授業以外で対して関わることは無かったのである。ヤツはテストの点がいつも高いが、外遊びのゲームをしてる時に私に怒鳴った。いつも鼻持ちならない奴であった。


ここ近年、私は人の争いに首をつっこむでもなく自分のストレスになる事は避け、好きな人とだけ関わってきた。
噛みつきガメの事はよくわからない。一方的に アイツはやな奴だったなぁ…と思いだすだけのどうでもいい、私にとってメリットの何も無い人間なのである。
ここから先は全て空想であるが、私の納得の為に創作をする。ある一点において、彼に恒常的に勝ってる所がある。
彼はとても優秀な頭脳を持つが、のろまな私を怒鳴らないと心の平穏を保てない
脆い人間だったんだと思う。そんな事しても大きなメリットは無いから。
家庭で嫌なことがあったとか、嫌なことを無理やりやらされているとか、
何か理由があったんだと思う。とても不自由だ。

勝った、勝った。心や考え方の自由さという点においては、優秀なカメよりも私はずっと勝ってると思う。


勝って見た風景は私だけの風景である。なんだか哲学的な事を言ってるとは思うが、
自分の心は、人に迷惑をかけさえしなければ何をどうしても自由なのである。
面倒な人と関わらず、好きな事だけしてる私はとても幸せである。


勝った これは私の心の中の平穏を保つためだけの、
私だけの戦いなのだ。
他人はどうだか知らないが、
私は世界一自由なのだ。

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