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技術の極致:カスタムマフラーとエンジン載せ替えの裏側

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今日の日記では、長期にわたって進行していたプロジェクトの一区切りについて述べたい。それはスーパーチャージャー搭載マークXのエンジンを載せ替える作業である。この作業は、エンジンのみの交換というシンプルなものであるかのように見えるが、実際にはさまざまな技術的な挑戦が含まれていた。特に異なる車種から取り入れた同系列エンジンを用いているため、単純な流用が不可能な箇所が存在したのだ。

エンジンや周辺パーツの選定には細心の注意を払い、部品一つひとつを丁寧に比較しながら作業を進めた。この車の改造における最大の特徴は、オリジナルの排気系パーツをデザインしたことにある。市販されているアフターメーカー製のマフラーは自然吸気エンジン用に設計されており、スーパーチャージャーを搭載したこの車には容量が不足していた。そこで、排気効率と音質を考慮して、特別に容量を増やしたカスタムメイドのマフラーを設計し、製作した。さらに、キャタライザーも高性能なスポーツタイプに変更し、排圧を低減することでエンジンへの負担を軽減している。


これらの改造により、排ガスレポートも作成し保安基準に適合するものとなった。このプロジェクトには多くの時間と労力が投じられたが、オーナーの期待に応えるためには欠かせない作業であった。オーナーは非常に楽しみにしており、私も彼がこの車を運転する瞬間を見ることを心待ちにしている。しかしながら、どんなに慎重に作業を行っても、将来的に何か問題が発生するかもしれないという不安は常に付きまとう。これからも、その不安を払拭するために、車の状態を細かくチェックし続ける必要があるだろう。

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