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時を超えるメカニズム:現代に生きる古典的技術の価値

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今日の作業は昨日に引き続きヴィヴィオの点検作業だ。気になるのは試運転の際に目に付いた、水温の上昇しないという現象だ。アイドリング時には電動ファンが作動する温度には達するものの、実際に走行を始めると、どうやら走行風の影響で、オーバークール気味になるようだ。

この問題に対し、サーモスタットの不具合が疑われた。この車両は半年前にエンジンをオーバーホールし、その際に新しいサーモスタットを装着したはずだ。しかし、サーモスタットの取り付け忘れやその他の作業ミスも考慮に入れて検討した。もちろん、そうした問題は発見されなかった。昔ながらの方法でサーモスタット単体の検査を行ったが、特に問題は見られなかった。

今はまだ、この問題の解決には至っていない。次週もこの作業を継続する予定である。この車両は年式が古く、古き良き時代のメンテナンスが必要とされるため、現代のメカニックである私にとっては、新鮮な経験となっている。昔の技術者たちの発想やアイデアは、今なお私たちに多大な教訓を与えてくれる。彼らの工夫と創意には、改めて敬意を表する次第である。

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