文化の「ルーツ」を学ぶべき本当の理由について

どうも、マックビーツです。
突然ですが、DJって文化がどう発展していったのかって調べたことありますか?
「気になるけどどう調べたらいいかわかんない…」て人も多いと思います。

今回は自分の知識の範囲ではありますがHIPHOP DJとサブカルDJという観点から文化の発展についてかいつまんで簡単に書き記してみようと思います。
さらに有料部分には「ルーツを学んで自分のプレイにどう活かしたか」を記事にしました。

特にいまボカロDJは2023年スタートの人が多くいますから、興味ある人もいるかなと(私もそうです)(そうですよ?)(異論は認めません)

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①HIPHOP DJのルーツ

これは「ブロックパーティ」(BLOCK PARTY)という文化が発展のきっかけになったと言われています。

1970年代、白人の間でホームパーティが流行したものの、貧困層である黒人はパーティなんか開けません。しかし開きたい!と考え、公園の電気を盗電して音楽パーティを開きました。それがブロックパーティです。

ここからラップの文化やダンスの文化も生まれ、人気DJも生まれ、いわゆる「HIPHOP」が発展したと言われています。
そしてラッパーやダンサーがMake Moneyしていくわけですが、まあそれは別の話。

とにかく文化が盛り上がることでシーンも活発になりDJの文化があるクラブも様々な発展をしていきました。そうしてその文化が日本にもやってくるのです。

②サブカルDJの発展

前項目を結構略して書いたのであまり伝わらないかもしれませんが、こんな流れで日本に来ているので「クラブ」って黒人文化だからブラックミュージックが流れる場所であり、音楽であれば何でも流れていい場所ではないんだと思っている人は多かったし、実は昔の自分もその一人でした。今もゼロではないと思います。

今ではアニソンをはじめとするサブカルイベントがそんじょそこらで当たり前に開催されているけど、その「当たり前」は実は先人の努力あっての今なんじゃないかってのは、なんとなく知っておいてもいいことなのかなと思います。

「昔だったらアニメソングDJイベントやりたいっていったら貸してくれなかった会場も、今なら普通に貸してくれますからね。」

連続企画『アニメソングの可能性』第四回 より

「当時はクラブでアニメソングや『東方Project』の曲をかけたらゴミとか飛んでくるような時代でしたから。アニメソングのDJイベントをやりたいっていっても貸してくれる会場があまりなかった。」

連続企画『アニメソングの可能性』第九回 より

muraさんとD-YAMAさんの記事があったので引用させていただきました。ちょこっと「開催できる箱」について触れられています。
実際にそのシーンを目の当たりにしていた人間じゃないのであまり偉そうに主観で書かずに引用で失礼します。でもだからこそ、「なんで昔は開催できなかったのか」「今はなんで開催できるのか」という疑問がシーンにいる人たちに浮かぶ機会があったらいいなと思うので、僭越ながら。

③ここまでのまとめ

一旦タイトル回収すると「ルーツを学ぶことで、今の当たり前に感謝できるし、シーンにおける過去の成功や失敗も学べる」と思います。

いろんな人に愛されてそれぞれのシーンて続いているので、これも当たり前だけどシーンは自分だけのものじゃないって意識ですね。

だから先人と仲良くしろとまで言わないけど、交流を持ってみんなで盛り上げていけたらいいですよねって話でした。自分もまだまだなんでこれからも行動で示して行けたらいいと思います。

私がVocaloid Freakというパーティに所属している理由の多くは、「ボカクラ」を続けて当たり前を作ってくれていたパーティに感謝し還元したいから。というのがあります。初めて参加したボカクラだったので。


…さて。
とは言えここまではその気になればそれぞれがインターネットで調べられる部分です。
長くなりましたが、ここから「ルーツを知ることで自分のDJにどう活かしていくか」の話をします。


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