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2022年夏 - もうすぐ3年 -

あっという間に2022年8月も1/3が終わってしまった。
エアコンのない昭和の長屋の一室である私設図書室(という名の作業場)は比較的涼しい日や、夕方からだけの開室する日があって、先日も山が好きという区内の知人が訪ねてきてくれた。

30℃を下回っていたこの日、扇風機の回る長屋の中で奥武蔵や奥多摩、奥秩父の地図や本を見ながら「ここ歩きに行きたい」「ここも今度行こう」というような話で2時間ほど過ごして帰って行った。

2週間前にも近くのお寺で日・月の午後のみ開催中のストリートピアノ(寺ピアノ)に来てくれた建築科出身の知人が長屋へも寄ってくれて、これまた扇風機だけの部屋で一緒に団地や給水塔の本や建築雑誌や写真集、建築見て歩き記の本などを見ながら1時間ほど楽しんで行ってくれた。

そうなんだ、こういう「同好の士が集まる部室」のような場所にしたかったのよ。
訪ねてくれる人は決して多くはなく、そこでの売り上げなどはほぼないに等しいのだけど、私が面白いと思って集めてきた本や地図やグッズを見に来てくれる人がいるのが嬉しかった。

今日も寺ピアノの手伝いに行ってきたけど、今日初めてピアノを弾きに来てくれた方が元教師の方で「私設図書室」という長屋の部屋にも興味を持ってくれて涼しくなったら見学に来てくれるという。

不器用なのでなかなか大きく物事を展開できないのだけど、少しずつ少しずつ何かが増えていく感じも悪くない。そのために部屋を借りているだと、部屋を借りていることで気軽に「見に来ませんか?」と声かけできるのもいい。

そのため家賃稼ぎのバイトをする必要もあるのだけど。
思った通りにならないことも多いけど、流されているうちに何かが見えてくることもある。

そして自分自身のために遊ぶ時間も優先して確保するようにしている。(表題の写真は峠駅から滑川温泉へプチサイクリングをして昔からの東北自転車仲間と温泉合流の交流会に参加してきたときのもの)

「私設図書室」という昭和40年代の長屋の一室の作業場
山と自転車と建築本がほとんどだが、ポスターやフィギュアなどもある。
ロードレースやっていた頃はグランツールを見に行ったり、この手のグッズも集めていた。
長屋の部屋。誰かと共有したい山関係の本たち。
地図は山地図や地形図だけでなくサイクリングガイドマップなんかも多数ある。
昔集めた建築関連ポスターなども。
鉛筆スケッチなどあったり。当時は額も特注してたので主に中古額代としての2,000円とか。
長屋から徒歩3分のお寺の観音堂で毎週日曜と月曜の午後に開催されているストリートピアノ
「寺ピアノ」はピアノの弾き手の方と演奏を聴きに来る方々とお茶をしたり、けん玉やったりの多世代交流の場でもある。


そしてなかなか上達しない「けん玉」も5年目。でも楽しいしもっと上手くなりたい。寺ピアノの際に一緒に練習してくれる仲間も少しずつ増えたのもいい。けん玉も音楽と同じく共通言語となるアイテムだ。

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