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コラム「受けた入試は落ちたと思って次に進め」

こんにちは。
獣医専門予備校VETの永目です。

獣医学部の推薦入試として「日本大学帰国生入試」「麻布大学後継者入試」が終了し、いよいよ私立獣医学部の推薦入試が11/19-11/20で行われます。

残り1ヶ月を切り、いよいよ教室の雰囲気もピリピリムードになりつつあります。

さて、今回は「受けた入試は落ちたと思って次に進め」という言葉についてお話ししたいと思います。

受験生に対して「落ちたと思え」ってちょっとひどくないですか?!

と思う人もいるかと思うのですが、きちんと読んでもらえばとても参考になる話だと思うのでぜひ最後までお付き合いください。

まず試験後の印象は2通りあって
「受かる!」「ダメそう!」

そして試験結果にも2通りあって
「合格」「不合格」

つまり試験後の受験生には以下の4タイプの人が存在するわけです。

■この①〜④の中で一番嬉しいのってどれでしょうか?

もちろん①の余裕で受かると思って合格するというのが理想だと思うし、嬉しいんですが、そんな人なかなかいませんよね。

③のダメだと思ってて、受かったっていう方が試験前にちょっと気持ちが落ちてる分、合格した時の喜びがより増幅されそうじゃないですか?

なので個人的には③だと思うんです。

■逆に一番悲惨なのってどれでしょうか?

もちろん「不合格」の時点で残念ではあるのですが・・・
②の「受かると思って不合格だった」が一番悲惨じゃないですか。
受かると思ってたのに、ダメだったって相当メンタルにくると思うんです。

④も残念ではあるんですが、最初から「ダメかな」と思ってる分ダメージは少ないような気がします。その分気持ちが切り替えやすかったり、危機感が増したりするので、いい行動に結びつきやすそうです。

つまり試験前後の、「気持ちの上下」という観点で見ると
最初に「ダメだ」と思っていた方が
総合的に見ていいんじゃないかなと思うんです。

あとダメだと思っておくと、ダメだと思ったその日から
切り替えて次の勉強に向かいやすいと思うんですが
「受かる!」と思っている人は油断してしまい
勉強が手につかなかったり、集中できなかったりすると思うんです。

実際これは肌感覚ですが
試験終わってから勉強頑張っている子は大体受かっています。

試験が終わった後はあれこれ考えてしまいがちですが
もう終わったことなので
「落ちた」と思って次に向かうのが一番合理的なのです。

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