見出し画像

模試の後にすべきこと(効果的な復習方法と自己管理)

こんにちは。獣医専門予備校VETの永目です。
GWが終わりマーク模試が行われました。受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

よく勘違いしている人が多いのですが、模試は受ける前の準備よりも、受けた後の方が大事です。

「模擬試験対策」について何したらいいですか?ってよく聞かれますが、私は「したらダメ」と言っています。

模試は現在位置を知るためのものなのに「対策」をして、たまたま対策が当たって本当の実力以上の結果が出てしまったら、正しいデータがとれずにもったいないからです。

以下にもある通り、模試で出てきた課題をしっかり飲み込むことで、成績がUPしますので、今回は模擬試験の後にやるべきことや、心構えを確認していきましょう〜

=========

1. 解答と答え合わせ、間違いの分析と見直し

模擬試験後の最初のステップはあたりまえかもしれませんが「解答との答え合わせ」を行うことです。

「結果を見るのがこわい」とか「めんどくさい」とか「後でやる」と言って放置するとかいう人が案外多くてもったいないなあと思います。

ただ答え合わせをするのではなく、正解した問題も含めて、なぜその答えが正しいのか、解法に自信がなかった問題はどのように解けば効率が良かったのかを考えることが重要です。

また、間違えた問題については、単に正しい答えを覚えるのではなく、なぜ間違えたのかを深く分析し、「なぜその解放でやるのか」教えられるレベルまで落とし込むと完璧です。

2. 科目ごとの弱点特定と対策

模擬試験の結果を利用して、科目ごとの弱点を明確に特定します。
弱点が明確になれば、その部分を強化するための具体的な学習計画を立てることが可能です。

そもそも公式を覚えていない人は、予備校の授業が本になっている教材(例:実況中継シリーズ・〇〇が面白いほどわかる本シリーズ)や動画教材を活用して、まず「インプット」に重きをおきましょう。

公式など基本知識はあるけど、点数がとれない人は演習量がたりないので、どんどん問題集をときましょう。

何度も反復することが大事ですが、なぜその解法にいたるか説明できることも大事です。

3. 間違いノートの作成

間違えた問題を専用のノートに記録して、繰り返し復習することで、同じミスを繰り返さないようにしましょう。

このノートは「間違いノート」と呼ばれ、間違った問題だけでなく、その解説と自分なりの解法も記入することで、理解を深めることができます。

小さいノートに間違えた問題をまとめておけば、英単語帳のようにスキマ時間にチラチラ見ることができるので、簡単に復習ができます。

4. モチベーションの管理と次の目標設定

模擬試験の結果をもとに、次の模擬試験や本試験に向けた具体的な目標を設定しましょう。

今回の点数に「できそうなのにできなかった問題」が合っていた時の点数を足したものを目標点にすると、目標がリアルになります。

また、勉強のモチベーションを保つために、小さな目標を達成したら自分自身を褒めることも忘れずに。

例えば、一週間の学習目標を達成したら、好きな映画を見るなどのご褒美を設定すると良いでしょう。

================

このように模擬試験は、試験後にわからなかった部分の復習や次への作戦立てをすることで、受験した効果が出るものです。

せっかくお金を払って受験しているのでしっかり噛み締めて血肉にしていけるように、活用しましょう。


=============

獣医学部を受験するなら、獣医専門予備校VET!
HPはこちらです↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?