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北米獣医師免許試験・備忘録42、試験日を決めて、思うこと

試験日を決めたら、急に怖気づきました。次もダメだったらどうしよう、というやつです。獣医専門用語対策は、本当にあともう少しで終わります。手書きノートは三冊目に突入しました。最近は英語の獣医学関連書籍も読むのが随分と楽になりました。分からないことは沢山ありますが、理解が深まった実感はあります。それでも、不安はあります。

グレッグとも話をしたのですが、その中で彼が尋ねたのはこんなこと。

「勉強が難しいとか、時間的な事とかは置いといて、Yuzuは獣医になりたいと思っているの?」でした。で、想像してみたのですが、どうしても『獣医学を勉強していない自分』が想像出来ないのです。時には獣医学と関わることで煮詰まったり、余裕がなかったり、悪態をつく自分は想像できる。けれども獣医学というものを全て切り離した自分を想像する度に、何だかザワザワと落ち着かないのです。

獣医師によっては小動物臨床(ペット関係)にどっぷり浸かっているいる方もいます。大動物(農場にいる動物)を専門とする方もいます。私は、どちらも結構好きという面倒なタイプです。どっちかにしとけば楽なのに、と思わない訳でもないですが。獣医学を通して命を見つめるのが好きなのかもしれません。綺麗事ばかりじゃないですけど、目を逸らすよりも現実に直面する方が性に合っているようです。

次も落ちたらどうするのかも考えてみました。9月中に試験結果は判明します。それで不合格だった場合、おそらく次の試験は11月末になるでしょう。来年の夏季コース履修を目標とするならそれしかありません。8月の試験は二回目になりますし、結果がどうあれ受けることで更なるBCSEの情報収集は出来るはずです。問題と傾向、問われている内容レベルについてなど。それを元に、また対策を練るんじゃないでしょうか?

こんな風に考えていても、試験直前まで私の日常はあまり変化しないと思います。中学生の頃から試験前夜の一夜漬けなどは苦手なタイプでした。そういえば、獣医6年生だった時には年末にフィリピンに 逃亡して 友人を訪ねていき…周囲からはいろいろ言われましたけど。

さて、今日予定してた勉強は終わっています。今、ちょうど真夜中の12時。後はまた明日ですね。

ではでは。

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