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北米獣医師免許試験・備忘録7、英語攻略法 - アイエルツ対策・試験当日編

Oxford 3000 攻略は、まだ使えるんじゃないかな?

【英語攻略法 ― アイエルツ対策・試験当日編】

終わりましたよ…試験が。結果はどうでしょう?大丈夫だと思うのですが、不確定要素も結構あるので(スペルミス、勘違いなど)大丈夫だった場合・ダメだった場合の両方の可能性に備えているといった感じです。

さて実際の試験当日ですが、こんな感じでした。

5:00 一旦起床、一次発酵を終えたパンをパン焼き型に仕込む

6:00 起床、オーブンのスタートさせ、ミヤ(犬)の世話

6:30 パンをオーブンに入れる & 朝御飯:ご飯と納豆!

7:30 パンが焼きあがるのと同時に家を出る

8:20 試験会場に到着、受付を済ませる

9:30 試験開始 ~ リスニング40分、リーディング60分、ライティング60分

12:40 試験終了

15:50 スピーキング15分(試験官との対面形式。開始時間は受験生により異なる)

16:20 会場を後にする


最初の3つの試験、つまりリスニング開始からライティング終了までは休憩がありません。それを知っていたので、朝から余計な水分を摂らないようにしていたのですが、それでも終了する頃にはトイレに行きたくなり始めていました。現状では「トイレに行く= 試験時間が短くなる = スコアが落ちる」ということなので、今回の試験でも試験中にトイレに立つ人はだれもいませんでした。

先週末にブログを書いてから後の、最後の一週間、ライティング・リーディングの勉強は一切しませんでした。スピーキングはグレッグと暮らしている事もあり、やはり集中して対策をしたという感じではありませんでした。何をやっていたかというと、ひたすら綴り(スペリング)をしていたのです。ネット上で「Oxford 3000」と検索すると、英単語リストが出てきます。この3000語を正確に綴れるようにと努力していました。

アイエルツ試験では綴りが重要視されていますが、4つある試験項目の中でも特に綴りが問題になるのはリスニングです。リーディングは回答用紙に書く英単語というのは問題用紙に載っているので、書きうつすときに間違えないようにすれば大丈夫です。ライティングは自分が使える単語を選んで書いていけばいいので、特に問題はありません。それに address を adress と書き間違えても、間違いがあまりに沢山でない限りは大きく減点されることは無いようです。それがリスニングでは回答用紙に書く英単語を自分では選べません。単語が聞き取れても、その綴りを知らなかったら点を失うのです。例えばある問題の正解が「トラック」だったとする。日本人の耳で聞くと、それは「truck」、あるいは「track」になります。英語では前者が乗り物の「トラック」、後者が追跡するという意味の「トラック」になるので、意味が全然違うのですね。それもあって綴り能力が問われるのだと思うのですが、受験者の方はたまりません。英単語の綴りは、基本的なルールがあるものの例外も多く、全部を覚えることなど不可能だからです。

しかもアイエルツ試験は意地悪で、ルールに乗っ取らない綴りをする単語を選んで出してくる!

…が、ある日気がついたのです。アイエルツのリスニングで綴りを聞かれる単語のほぼ90%はOxford 3000 の英単語リストに載っていると。載っていない単語を聞かれるのは40問中、あったとしても1問。どんなに多くたって2問。おそらくこれはスコア8~9(最高得点)を取るような人を振り分けるための問題でしょう。ということはスコア5.5~7辺りにいる私は、その部分を無視すればいい。

まず Oxford 3000 (A4サイズ、1ページ2段で33ページありました)の中から You、I などの絶対に間違えようのない単語を外し、次にほぼ自分がマスターしている単語を外していきました。この時点でリストは24ページに。そして大体覚えている単語を書きとり練習することで確実なものとして、確実と思われた時点でリストから外していきました。そうして前日の段階で1ページまで減らしていったのです。特に注意を払ったのは a と u 、 l と r 、 e と o の違いです。既述したように単語の意味が異なってくる上、発音上も大きな違いは無い。(少なくとも日本人の耳には!)その他、scissors(ハサミ)、rhythm(拍子)、juice(ジュース)、trousers(ズボン、ただし英国表記で北米では殆ど見ない)、receipt(領収書)などの綴りが独特なものを覚えておくようにしました。

試験対策で重要なのは、どこまでカバーしてどこを捨てるかという見切りなのかなとも思います。私は Oxfood 3000 に記載のない単語は捨てました。英単語の綴りに限って言えば、の話ですが。

結果は13日後、つまり2月15日以降にネット上で確認ができるといいます。併せて、郵送でも結果が通知されます。また判ったらお知らせします。

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