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MD Resignation

職場でのゴタゴタなんですが、話し合いを続けた結果、とりあえず私は Medical Director を辞する事になりました。7月の某火曜日に職員に通知、金曜日付けで勤務獣医師に戻っています。マネージャー側はもっと早くに行動をしたかったようなのですが、私が『Facility Director の件はどうなってるの?』と突っ込んだので、このタイミングになりました。

Facility Director というのは、対外的に設けられた病院の責任者で、獣医でなければなりません。病院に苦情申立てや訴えがあった場合、責任者ですから管理責任を問われますね。当然です。

カナダは、アメリカ程では無いようですが、日本より『苦情申立て』という仕組みが浸透しています。CVOという獣医師免許管理発行機関に申立てをする場合は、裁判所に申立てるより簡易で費用もかかりません。それは良いのですが、逆に言えばどんなに馬鹿げた苦情でも申立てが出来ます…(ー ー;) この話は長くなるので、また別の機会に。

動物病院が訴えられる場合、対応するのは Facility Director です。こういう重要事項は、前以て通知すべきと今更ながら思うのですが、Medical Director に昇進した際(同時に Facility Director 兼任)にそういう事は一切ありませんでした。更に最近知ったのですが、病院のマネージャーが、私の預かり知らない所で色々とやってたみたいです。それこそ獣医倫理規定に違反するようなことを受付さん達に指導していたようで。これが判明したのは、匿名で過去の内部文書を提供してくれたスタッフがいたからでした。

Medical Director の辞職にあたって、Facility Director 変更の話が向こうからなかったことに私がキレたのは以上の理由からです。要するに「役職も、役職手当ても無くなる事を推し進めながら、対外的な責任だけは曖昧に私の肩に乗せたままにするわけ?ふざけんな!!」ですね✩

結局、Medical Director 辞職の一週間後に Facility Director 変更になりました。変更が先か、最低でも同時にと要求していたのにも関わらずです。不満です。こんだけゴタゴタさせたのは向こうなので、それぐらいしっかりしろと言いたいです。


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