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【窓コラム】天然繊維VS化学繊維のカーテン違いは?

ヴェスタショップでは、天然素材カーテンも化学繊維カーテンの両方取扱いがございます。 その特性の違いがわかることで、カーテン選びのヒントになれば幸いです。

天然繊維とは

ヴェスタショップで取扱いがあるのはリネンとコットン(デニム)です。 リネンはフラックスとい植物の茎を繊維にしたもの。デニムは綿を繊維にしたもの。

天然繊維の特徴

  1. 天然繊維は静電気が起こりにくい⇒ホコリが付きににくい。 ※カーテンの汚れの理由はほぼホコリです。

  2.  天然繊維の特にリネンは吸湿性が高く大きく伸縮します。湿度の変化でも伸び縮みすることがあります。 湿度が高いと伸びて、乾燥すると縮みます。洗濯で縮むこともあります。 カーテンは洋服と比較すると、サイズが大きいので伸び縮みが大きいのです。

  3. シワになりやすい。

  4. 価格はポリエステルよりも高め

  5.  遮光性能がない。 リネンのカーテンは、湿度が高い梅雨時は伸びて、床についてしまうことがあります。

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敢えて裾が床に付く長さの《ブレイクスタイル》

ショップの展示カーテンも湿度が高い時は床についています。 リネンのイメージ写真は、そのため敢えて長めの床に付く写真が多いです。

化学繊維とは

カーテンの素材で多いものはポリエステルです。 ポリエステルは石油等を原料としてます。

化学繊維の特徴

  1. 静電気が起こりやすい⇒ホコリが付きやすい。 ※洗濯する場合は、ホコリを落としてからネットに入れてお願いします。

  2. 寸法安定性がある。(伸び縮みが少ない)

  3. 熱可塑性なので熱加工することでウェーブ形状をキープすることができる。 ※ウェーブ加工はカーテンの美しいドレープを作るので、ポリエステル製の場合はおすすめです。

  4. 機能性を付加した製品がある。(遮光・遮熱・UVカット・ミラー・防炎・ウォッシャブルなど)

最近では、ポリエステル製なのに天然素材のような質感のカーテンが増えています。 天然繊維は、均一でなくフシや色むらなどがある特徴があるのですが ポリエステル製の糸を敢えて均一でなくフシを表現した糸を作ることで実現しています。

カーテン選びに迷ったら、是非ヴェスタショップでご相談ください。