苔テラリウムに最適な植物育成ライト
久しぶりの更新になります。
6月は横浜のフラワー作家リトルネイチャーさん企画のワークショップイベントに参加させていただきました。リトルネイチャーさん。ご参加の皆さま、会場のCOZYHOME CAFEさん、ありがとうございました。
さて、その時にご質問いただいたのが、苔テラリウムを育てる植物育成ライトについて。
①植物育成ライトは普通のライトとどう違うの?
②苔テラリウムに最適な光の強さは?
という質問が出たので、解説します。
①植物育成ライトは普通のライトとどう違うの?
主に波長、光量、が異なります。
【波長】
植物育成ライトは植物の光合成に最適な波長の光を放射します。ライトによっても異なりますが、植物の生長に必要な赤と青の波長を放射することが多いです。
一方、一般的なLEDライトは人間の目に見える範囲の明るさや色合いの光を放射します。
【光量】
植物育成ライトで重要視されるのは、人間の感じる明るさの光ではなく光合成光量子束密度【PPFD】。植物に必要な明るさの量をあらわす数値です。
必要なPPFD数値は植物によって異なります。
②苔テラリウムに最適な光の強さは?
1000〜1500㏓(ルクス)で明るい日陰程度の明るさになり、苔テラリウムに最適です。
(一般LEDライトではPPFDではなく、照度lx(ルクス)単位で表します。)
PPFDで調べて見てみると
直射日光のPPFDが約 2000 μmol/m2・s
曇りの日のPPFDが約 50 〜 100 μmol/m2・s
多肉植物育成には600[µmol/m2s]以上とのことなので
100〜600 μmol/m2・s くらいは苔テラリウムに必要なのではないかと思います。
参考にしてくださいね。
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