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活動報告04(2021年2月)

プロジェクト薬箱「スタートライン3ヵ月目」
 秋葉原は危険な街だ。メイド喫茶の呼び込みもある意味危険とは言えるが、パーツショップやジャンク品を扱う店舗が複数あり、掘り出し品やお買い得品がないか、ついついのぞいてしまう。結果、DMM.make AKIBAに到着するのが、遅くなってしまうのが悩みの種だ。

さて今月は、LEDをRaspberry Piで制御する前段階として、最初にRaspberry Pi OSを学習する。Raspberry Piの入門書を一冊購入し、あわせてネットの記事も参考にする。周辺機器として、ケース、SDカード、有線キーボード、液晶モニターを一通り買いそろえる。次に、リモート設定で使っていきたいので、「ターミナル」アプリがそのまま使える5年程前のMacBook Airを引っ張り出す。

思い起こせば初めて購入したApple製品はMacintosh IIsiで、それからG3まで複数台買いつないでいたけど、最近10年以上はwindowsパソコンばかり使っていた。久しぶりのMacOSで戸惑いもあったけど、OSをクリーンインストールし直していじってみると、改めてクリエイティブな製品だと実感できる。Mission controlやSplit view等、OS回りのカスタマイズ機能が凄まじく豊富で、「パソコンを愛する」という情熱が伝わってくる。

Raspberry Pi OSのインストールは、公式ツールであるImagerの登場により楽勝となり、デスクトップもGUIなのでセットアップも容易。Macから無線LANを介したリモート接続までは順調に進んだ。しかし、翌日には突然SSH接続ができなくなった。同じネットワーク下にあるのに、MacからはRaspberry Pi にPingも通らない。ネットで調べても原因は不明のまま1週間が経過。あきらめてthuderboltのコネクターを購入し、有線LANでMacと接続することにしたが、ちょっと冴えない。

接続が安定したところで、あとはネット記事を参考にしながら、sudoをはじめとする主要コマンドを一つ一つ打ち込みながら反応を確認。地道な作業が続く。nanoエディタも使用しながら、ディレクトリやパーミッションの概念についてもある程度は理解できた、と思う。
 次に、LED制御のプログラムをPythonで作ることにしたため、開発環境を整えていく。Macに「Atom」エディタをインストールし、Raspberry Piのファイルを直接編集できるように設定。ついでにRaspberry Piをファイルサーバにしてリモートからファイルアクセスできるように、Sambaを設定。何故かインストール済みだった。さらにデスクトップだけでも作業ができるようにRaspberry Piに「gedit」エディタをインストールしたところで準備完了。

ようやくPythonに取り掛かれるかと思ったが、その前に電子回路の基本をおさらい。高校時代は物理選択だったので、オームの法則、キルヒホッフの法則は覚えていた。しかし、LEDの電圧-電流特性は曲線で、LEDに接続する抵抗値を正確に計算することが何気に難しいので、どの位の明るさでLEDが光るのかが勘になりそう、というところで今月は終了。この先、3D CADも控えているのだが、思ったよりも時間がかかっている。

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