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名古屋で中国ビザを申請したらすごい時間がかかった話

これは備忘録で、あとは突然中国に行くハメになった人が名古屋で中国ビザを発給してもらうための手引書として残します。すでにまとめサイトはありそうですが…

急いでいる人のために要約すると、

  • 9:00営業開始だが9:00にいっても3時間かかる。予約制度は廃止済

  • 書類は不備なく準備しろ

  • 着いたらまず4階に行け

  • 名簿を持ったおじさんがいたら名前を書いて7階左奥に行け いなかったら直で7階に行け

  • 整理券発給と窓口待ち時間は1時間ずつかかるので覚悟しろ

  • 料金は先払いなので注意しろ

ちなみにこの情報は、中国ビザセンター名古屋(伊藤忠ビル4F)での2024年7月1日時点での手続きに関する情報です。


事前準備

まず、以下のものを用意しましょう。これは別に中国ビザセンターのホームページにもありますが、行ったり来たりはめんどくさいのでここに書きます。

  1. パスポートの原本およびコピー

  2. 白背景の顔写真(縦48mm×横33mm)

  3. 旅券あるいは招聘証(Mビザ=商用ビザの場合、招聘証必須)

  4. ビザ申請書

1. パスポートの原本およびコピー

当然ですが、パスポートが必要です。
実際どうかはよくわかりませんが、残存期間が6ヶ月以上ある必要があるらしいので、それ未満なら更新しましょう。
あと、ビザ申請のためにパスポートを預ける必要があるらしいです。最短6営業日と書いてありますが、パスポートの使用予定に対して余裕を持っておきましょう。

コピーはA4、白黒可だそうです。
顔写真とかが写ってるページだけでOKそうです。

2. 白背景の顔写真

以下の条件を満たす写真を用意する必要があります。

  • 縦48mm×横33mm

  • 白い背景

適当な証明写真をスキャンして背景を消すでもOK、スマホで撮って背景を消すでもOKですが、必ず背景を白にする必要があります。

こちらは後述の申請書(ネット記入)でも使うので、データ化されていると便利です。

背景を消すには適当なフリーサイトを使用するか、お絵かきソフトが便利です。

私は以下のサイトを使用しました。

Officeのアカウントがあり、一般の青い背景の証明写真のデータがある方は、Powerpointの背景削除機能も使えます。

写真は申請書に添付するほか、印刷して持っていく必要があります。
ネットプリントだと以下が便利です(会社の人に教えてもらいました)

コンビニで印刷するなら、以下が便利です。
各国のビザ申請用のサイズに対応しているので、中国以外のビザ申請の際にも使えます。

3. 旅券あるいは招聘証

観光ビザで旅券があり、渡航日が決まっている場合、その旅券が必要です。
旅券がない場合はちょっとわかりません…

商用ビザの場合、旅券は不要ですが、組織または個人が発行する招聘証が必要です。
商用ビザの場合は出張がメインになると思うので、先方に頼んだら発行してもらえると思います。

私の場合は、会社の中国法人に依頼しました。

これは原本でなくてもOKですが、必要事項が記入された上で、A4サイズで印刷が必要です。

4. ビザ申請書

紙もあるようですが、オンラインフォームで記入します。携帯だとうまく表示されなかったので、PCを推奨します。

なんかフォームが英語だったり中国語だったりしますが、めげずに記入します。

ここで写真をアップロードする必要がありますが、画像サイズの指定(下限)があります。もし引っかかった場合は、画像編集アプリや、PCを利用中の場合はペイントアプリでサイズを2倍に引き伸ばせばOKです。

アップロードした写真は、指定した枠内に顔が入るように拡大縮小、並行移動できます。

ビザの種類ですが、調べたところ中国への渡航歴がない場合はSingleあるいはDoubleビザが申請できるようです。これは1度あるいは2度使用可能なビザで、3度目以降の渡航の際は再度申請が必要になります。

その他様々な項目を記入していきますが、困ったポイントとそれぞれでの対応策を書いておきます。

  • 年収
    年収記入欄があります。該当なしというチェックボックスもありますが、直前の「職業」で会社員を選んでいて該当なしも何もないと思って、USD変換した数値を入力しました。日本円は書けませんので注意。

  • 子供なしの理由
    子供がいるかを聞かれて「該当なし」にすると、理由を書けと言われます。独身で子供がいない理由が独身以外にあるわけがないので、I‘m singleでゴリ押しました。

  • 目的地など
    訪問先や目的地、中国を出る際の出発地などを記入する欄があります。日本語表示がないのでどれなんだかわからない場合は、Google先生やWikipedia先生に聞きましょう。ちなみにDistrictの欄にあるQuという単語は「区」に対応します。

この記入内容は保存できますが、申請をすると変更できないので注意してください。もし変更が必要になったら、もう一度1から記入し直してください。
私は2回無駄にしました。

記入が終わったら印刷して、1枚目と7枚目の署名欄に署名します。日本語でOKです。パスポートと一致する方がいいかも?


ビザ申請

ビザセンターへ

上記書類を携えて、いざビザ申請をしようとすると、ビザセンターに行って対面で申請しなければなりません。
名古屋の場合は伊藤忠ビル4Fにありますが、営業時間は9:00-14:00とアホのような時間帯しかないので注意してください。
なお、予約制度は2024/7/1時点では既に廃止されています。突撃してください。

ぼくらの整理券戦争

9:00ちょっと過ぎに着くようにいったら既に長蛇の列でした。2時間くらいは見ておいた方がいいです。

また、まず4階に行くと係員がいて、名簿に名前を書くように言われます。その後7Fに上がり、フロアマップにはないですが、エレベーター出て奥、突き当たりを左に曲がったところにホールがあって、そこにぶち込まれます。(混んでる場合だけ?)

ここで書類を調査して、問題なければ整理券がもらえます。
その後係員の案内に従って、番号を呼ばれたら4階に戻る感じです。

…が、この書類の調査は係員1人で行っているので、かなり時間がかかります。15人くらい捌けるのに1時間くらいかかります。
整理券をもらうのに1時間かかりました。信じられん…

書類チェックの際は、申請書→パスポートコピー→招聘証あるいは旅券 の順に書類を並べておくと良いかもです。またパスポート原本のコピーしたページを開いて提示します。
またこのチェックの際はそこまで詳細には見られません。パスポート内容と齟齬がないか、書類は揃っているか、といった内容でした。

申請手続

やっと4Fに下りれたのは、整理券をもらって1時間後。申し訳程度の待合席で20分くらい待ち、申請手続きに入りました。

この時点で申請書の記入内容に不備がある場合、書類上で訂正させてくれます。
会社員の場合は勤め先が何業か、商用ビザの場合は招聘証発行者との関係(取引先 など)を聞かれます。

また指紋採取が必要という噂を聞きましたが、少なくとも申請時には取られませんでした。

パスポートはここで原本が回収されて、ビザが発行されたらピックアップ(受け取り)できるようです。1週間ほどでピックアップできるようなので、それまでにパスポートが必要な方は係員に聞いてみてください。

あと注意したいのが発行手数料。現在先払い制を敷いているようで、集金されます。できれば現金で、と言われますが、クレジットカードでもOKです。
ちなみにシングルビザで7750円でした。たっけぇ〜

総括・時間かかりすぎ

マジで時間に余裕を持っていけ。


その後

受け取りに行った話はこちら:

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