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ジュアゼイロのキーパーソン、マウリシオ

メディアがジョアンとジュアゼイロの関係を語る時によく登場するのがMaurício Dias(マウリシオ)です。彼はジュアゼイロ市の文化観光スポーツ部長をしていたので町の歴史にも詳しく、ジョアンの生家だった「Casa de Bossa Nova 」の運営責任者をしています。彼はジョアンが1970年代にジュアゼイロに帰省した時に友達になり、その後もジョアンが帰省すると会い、ジュアゼイロのバーで朝まで一緒にギターを弾き歌っていたといいます。彼はジョアンの音楽や歴史を研究し、故郷から世界へ発信し続けています。マウリシオはミュージシャンなのでカエターノジルベルト・ジルとも共演の経験を持ち、アルバムもリリースしています。

Maurício DiasのSportify

ジュアゼイロにはジョアンの妹のVivinha(ヴィヴィーニャ)も健在で生家の近所に住んでいるのですが、彼女も「Casa de Bossa Nova 」の運営に協力しています。姉のDadainha(ダダイーニャ)もミナスジェライスの家に所蔵していた絵を寄贈しています。他にもジョアンの幼なじみや従兄弟や何人かは子供の頃のジョアンを知る人々がいるのですが、詳しくはジョアンの友人Zuza Homem de Mello(ズーザ)がジョアンの伝記「AMOROSO(2021年)」を書く時にインタビューをし名前入りで本に紹介しているので、Ruy Castro氏の有名な著作と合わせてご覧ください。僕も頑張ってポル語を読んでます。

マウリシオは「Casa de Bossa Nova 」の運営に日本人も協力してほしいと言っていました。ジョアンの84歳の誕生日を記念して作ったビデオにはニロちゃんの写真も登場してます(他にも皆さんのお友達も登場してるかも)。


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