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AIと人類の未来について考えます

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最近の記事

RTX3060上でJapanese StableLM Base AlphaをLoRAファインチューニングする

2023/08/12: Windows版のbitsandbytesのインストール方法について追記しました。 2023/08/12: PEFTのインストール方法と、学習後に保存されたLoRAモデルの読み込み方法について追記しました。 導入先日、Stability AI Japanから日本語の大規模言語モデル(LLM)として、70億パラメータの「Japanese StableLM Alpha 7B」が公開されました。 本記事の執筆時点(2023/8/11)で公開されているオープ

    • いまの人工知能に足りないものとは? -脳型人工知能による次世代のAI革命- (1)

       ここ数年、「AI」(人工知能)という単語を多く耳にするようになった。この近年のAIブームはディープラーニング(深層学習)と呼ばれる技術の発展によるところが大きい。深層学習の進歩により、画像認識や言語処理などの分野では著しい成果をあげたが、一方でその技術が過大評価されているという意見も強く、過剰な期待が崩壊することによってAIブームは「冬の時代」に向かうのではないかという予想もされている。  事実、現在主流のディープラーニングは多くの実用上の課題を抱えており、幅広い分野への

      • シンギュラリティの実現可能性とシナリオを考える(1)

        シンギュラリティ (技術的特異点) とは、人工知能(AI)が人間と同等かそれ以上の知的能力を獲得し、AIがさらに高い知能をもったAIを生み出すようになり、技術革新のスピードが飛躍的に加速することを指す。 この概念はレイ・カーツワイルによって唱えられ、彼は2045年前後にシンギュラリティが起こり、社会に劇的な変化が起こると予想している。 では、シンギュラリティは現実に起こるのだろうか?起こるとすれば、いつ? シンギュラリティは起こりうるか?  カーツワイルはシンギュラリ

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