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私が好きな実況アナウンサー1:古舘アナ、北川アナ

 突然ですが、アナウンサーが好きです。
 本来書くつもりがなかったのでゆるい感じで書きます。

 アナウンサーは、アナウンサーでもスポーツ実況のアナウンサー。モノマネしたりとか、なりたい思ったこともないので、アナウンサーになりたい側の人間ではないのだと思います。ただスポーツ中継とかでも、実況に目が行くというか、耳がいく。女子アナウンサーが可愛いとか、そういうのは別で書きます。

 一つ思うのは、アナウンサーというのは、全て客観的な事実を言葉として並べているようで、そうではなく、あくまで、その人主観から噛み砕いた自分の解釈を話しているんですよね。だからこそ、その人のパーソナリティーみたいのは出てくるんだと思います。

・古舘一郎アナウンサー
 
 実況スポーツアナウンサーで世間的に、有名なのは古舘一郎アナウンサーだと思います、正直世代ではないので、報道ステーションで静かに話してる方が印象としてあります。
 それでも、古舘アナウンサーの実況をYouTubeなどで見ると、明らかに特徴的なのは、瞬間的な描写を過剰にまでして、言葉の間を持続させることにあると思います。見ている視聴者にあまり考えさせないというか緊張感の持続力ですね、文学で言うなら、蓮實重彦的な表層をなぞっていくスリリングさ。

・北川義隆アナウンサー

わかる人にはわかる『フロレンツィー、決めろ』

 昨日、EUROでスペイン代表対イタリア代表をAbemaで見ていて、改めて最高だったので書きます。
 北川アナウンサーの魅力はイタリア語話者だからこそのジャーナリスト的な取材もあるのですが、なんといってもパッションでしょう、贔屓チームは明らかですし、感情が漏れしまっている。場面多数。それでいて、許せてしまうのは、それだけ、本気度が伝わるからですね。イタリア語(ラテン語)的な訛り、ノリを、そのまま厳密に日本語でやる。それができるのは、北川さんだけだと思います。他の人にはできない芸当です。
 
 まだ2、3人好きなアナウンサーはいるので、続編はそのうち書いてみたいと思います。


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