vertigo

96- 勢いで書くので誤植等あるかと思いますが、気になる際は指摘いただればと思います。

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最近の記事

雑コラム:アンチ自己啓発宣言

 もはや苛つかないのですが、自己啓発関係のコラムが大嫌いです。 こう書くと嫉妬だとかなんだとか、言われがちなのですが、嫉妬で結構なので、書いておこうかなと思います。  自己啓発、というか、成功者はたいてい自分はこうしたら上手くいったといいます。要するに、それは自慢です。いわば、その人なりの成功法、攻略法でしかないのです。  今の世の中は、もはや誰もいいませんが、資本主義、競争主義、実力主義です。できた人が基本的に評価されます。  自己啓発によくあるのは、メンタリティ、ポ

    • ジャパンカップ2024の覚書

       記事を書こうかと思ったのですが、思い浮かぶことがないので、最近苦しんでいました。そこで、私の趣味である来週の重賞に向けてなんとなく覚書ができたらなあ、と思います。  正直、もう似たようなものがあるので、読まれる数は多くないでしょう。世知がないですが、こうした文字媒体なんかより、動画の方が見られる時代です。  それでも、文字にしておく理由があるとしたら、おそらくそれは自分のためです。ですから、自分の馬券のためだけに、先週、こう俺は思っていたという事実のために、このコラムを書こ

      • あんまりクリアできない人が、選んだクリアしたPS4のゲーム4選

         正直、PS4の現役時代が長すぎて、大変なことになっています、メタファーなんかをプレイすると、若干お熱が出てしまう感じです。なので、そろそろ買い替えなければならない状態…そんなことなので、PS4のゲームの振り返り的な企画を書こうかと思います。  いきなり、リメイクじゃないか言われそうですが、ほぼ完璧リメイクだったので文句なかったです。P5Rの方が、正直人気なのかもしれませんが、結末や世界観は個人的にこちらです。こんなにやっていて、切なくなるゲームはないです。最後、中弛み気味

        • 『メタファー:リファンタジオ』クリア後ネタバレなし批評的感想

          注意: 未プレイの人向けに重要なネタバレなしを目指して書いていますが、先の展開、クリア時間、他のゲームに関して、示唆的な言及があります。また、いわゆる絶賛評でもありません。 ・所感  先日、『メタファー:リファンタジオ』の1週目をクリアしました。クリア時間は90時間ちょっとかかったので、だいたい『ペルソナ3 リロード』をやり終えた時間と大差ないボリュームで、1年に2回もアトラスゲーをプレイできて幸せだな、と思います。  おそらく、ユーザーからは『ペルソナ6』のナンバリン

          初心者向け 村上春樹、好きか嫌いか

          ・序文  なんというか、未だにノーベル文学賞の季節になる度に村上春樹という名前が取りざたされています。  ハルキスト、という読者の愛称もご無沙汰な気もするのですが、いまだに好きだ、嫌いだというような対象になるようです。  ただ、そんな村上春樹も75歳という高齢であり、かつての勢いはやはりないように思います。作品も時間をかけて発表されています、だから未だ好き嫌いで話題になるようなのは、どこまで向き合って、そのように話されてそうなっているのか、私にはよく分かりません。  私

          初心者向け 村上春樹、好きか嫌いか

          現代思想入門とかいう難題 おすすめの本10選

           大学時代、現代思想に下手の横好きでハマっていました。  現代、というかいつの時代もなのか、何を求めてか哲学にハマる人というのは一定数いるようです。しかし、その範囲は広大でして、大陸哲学(主にヨーロッパで発展してきた構造主義の哲学)だけ、取り出すにしても、何人もの登場人物がおり、そこで引き合いに出されている精神分析やギリシャ哲学など、枝分かれはいくらでもするわけです。なので、この世に『現代思想入門』『哲学入門』を謳い、簡単に分かる、という入門書の本は無数に存在するのですが、

          現代思想入門とかいう難題 おすすめの本10選

          初心者向け 映画感想/批評入門書 10選

           リンク貼りますが、収益化とかないです。  映画批評、これからやるぞって方がどれだけいるか分かりません。大学生のレポートなど役立てば幸いです。  私は、批評という言葉が便利に使われたり、感想なのか、批評なのか、悪口なのか、というよく分からんものが生まれているのが昨今の実情なのだと思っています。ネットの発達によって、一億総批評家ともいえる状況ゆえ、やたらめったらプロットホールを指摘したり、生理的な価値観を押し付けたり、自分の感想が正義や絶対だと思う人が少なくないようです。  

          初心者向け 映画感想/批評入門書 10選

          マリノスの大量失点負けについて雑感

           雑感なのでデータ等出せません。見出しにした写真のオブジェは、横浜市民なら誰もが見たことあるものですが、名前は有名ではありません。ちゃんと調べれば分かるのですが、モクモクワクワクヨコハマヨーヨーといいます。子供のころは、何故かジェットコースターのように乗れると思っていましたが、今では永遠解けない知恵の輪のように見えます。以上、小ネタでした。  マリノス、立て続けに大量失点負けを喰らい、Xなんかは荒れてるわけです。 また同様に週末に行われたシティ対アーセナルも荒れていました。

          マリノスの大量失点負けについて雑感

          夏の終わりに 好きなアニメ映画3選

          1.押井守『イノセンス』(2004) 2.細田守『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000) 3.山田尚子『リズと青い鳥』(2018)  色々書こうかと思ったのですが、特に思い入れのあるタイトルだけ。  なんだか、映画批評というジャンルに興味を失って久しいのですが、界隈の話題を薄めで眺めていると、腹立たしいみたいな気持ちを抑えられない、そんな憂鬱な日々を送っているので、ここは愛だけ書きたいと思います。  自分はネガティブな人間で、楽しいだけを追求し

          夏の終わりに 好きなアニメ映画3選

          『ペルソナ3』から『メタファー:リファンジオ』へ 思い出的批評

             今度エピソードアイギスが出る前に簡単にと思い。  ペルソナ3を初めて触れたときの衝撃というのはしっかり覚えています。  どこが衝撃的だったのか。  いまでこそ4や5があるので、驚きませんが、戦闘曲のMass Destructionがとくに衝撃的。しっかりボーカル入りの戦闘曲かつ、ラップというのは、当時珍しかったはずです。ボーカル入りで、スタイリッシュさという面では、のちに『すばらしきこのせかい』がありますが、それより前にやっていたわけですね。  『8mille』から

          『ペルソナ3』から『メタファー:リファンジオ』へ 思い出的批評

          アニメ評:『コードギアス 奪還のロゼ』 続編アニメはつらいよ

           注意:最終幕までのネタバレを含みます。    熱量あがって、早口オタクになってしまうので、簡潔に書きます。  4か月の劇場連続公開だったのですが、あっという間に完結してしまった印象です。おそらく『亡国のアキト』が明らかに間が空きすぎの反省がそこにはあったのではないか、と思いますが、このスピード感はよかったです。  おおむね私は、本作には満足していますが、これからの評はまあまあ厳しいこと書きます。これからも、ガンダムのように、サンライズの看板として、コードギアスシリーズを

          アニメ評:『コードギアス 奪還のロゼ』 続編アニメはつらいよ

          24-25アーセナル展望 ミケル・アルテタ論

           今更という感じですが、備忘も兼ねて。  ・ミケル・アルテタ論  まず、多少、他人と違う切り口で、アルテタという監督を語ると、アルテタが愛読書に、古代ギリシャ哲学のストア派の本を挙げていたことが個人的に彼の哲学の肝にあると思う。  ストア派、というと難しいが、現代ではストイックの語源だといえばわかりやすいだろう。一口に語れないが、禁欲的に自分の欲望や感情を抑える態度、厳格さが彼の基準にあることは、アルテタのアーセナルを見てきている人には明白だろう。元はたどれば、チームに厳

          24-25アーセナル展望 ミケル・アルテタ論

          生成AIイラストの見分け方と思うこと

           もし期待されている方がいるならあれなので先に告白しておきますが、残念ながら、AIのプログラミングができるわけでもなく、プロイラストレーターでもないのですが、生成AIのイラストを見抜くことに関しては、まあまあ自信があります。  よく無邪気というか、生成AIのイラストがもうプロのイラストレーターを超えたという趣旨を見なくもない世の中にもなりましたが、いや、長年漫画やイラストを見てきた私にとっては、現時点では、違和感を感じます。  なので、需要があるか、わかりませんが、現時点で

          生成AIイラストの見分け方と思うこと

          noteを続けてみた感想と好きなものの対立

          曲がりなりにも一ヶ月半くらい経過したので。簡単に。 ・記事は鮮度が重要じゃないのかも YouTubeがある今、記事は鮮度が重要なのかなと思っていましたが、案外そうでもないのかなと。私の出した記事でスキが伸びたのはこの二つ。  どちらもマニアックよりで、批判的なニュアンスもあるので、伸びるとは思いませんでした。  夜眠れず勢いで書いたので、新鮮さよりも勢いみたいのはあったのかなと。 ・いかにして好きでいられるのか。  続けてきて分かるのは、やはり極端に、好きか嫌いかじゃ

          noteを続けてみた感想と好きなものの対立

          ハッチンソンマリノスの修正

           DAZNで遅れて視聴。良い試合だったので、簡潔に。  ジョン・ハッチンソン監督の初陣でしたが、見事首位町田相手に勝利。よく勝ったと思います。前半はしっかりやりたいゲームができていましたが、後半はかなり修正され(ゲームコントロール上引き気味とはいえ)押し込まれるような展開、ただ、耐えることに関しては、ACLで、ある意味鍛え抜かれた守備陣でした。 ・ミドルブロック  前節の鹿島戦で、天野選手を前に出してハイプレスしていましたが、トップ下に置く形。下田選手を意識した感じ。そ

          ハッチンソンマリノスの修正

          EURO2024の感想 塩分量について

           全部見たわけじゃないので、簡単に印象だけ。    今大会はスペインの強さが際立った大会かなというのは誰しもが明らかでしょう。  今大会のスペインは、正直、そこまで期待されていませんでした、というか、有識者ほどそこまで期待していなかったと思います、だから、手のひら返しだ、とか、このチームに日本代表が勝ったという意見を見ると、イラっときますね。もはや、別チームですから。  というのも、若手サイドアタッカーのニコとヤマルがに戦術的にここまで中心になるのも、彼らがウォーカーやシ

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