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サッカーに還る

高校三年生のCです。
今回は私がサッカーを続けること、そして今思うことについて書いてみました。


私は兄の影響で4歳のとき
大田原市にあるAS栃木でサッカーを始めました。

AS栃木は男子がほとんどのチームで私は女子1人でしたが恵まれたスタッフ、チームメイト、環境のもと11年間続けることができました。


スタメンで試合に出れることはほとんどなく、
正直辛いこと苦しいことの方が多かったです。

周りから「女子だから」と言われること。
体の強さ、スピードがついていけなくなること。
相手にされなくなること。
自分の下手さを馬鹿にしてくる先輩がいること。

思い返せばそんなネガティブな記憶も多いことも事実です。

中学2年生ではサッカーをすることが怖く
本気で辞めたいと思うようになり、半年休んだ時期もありました。

しかしサッカーが大好きなことに変わりはありませんでした。

監督・親と沢山話し合っていく中で、
自分自身で「女子だから」と言わせないようにするには、
チームメイトについていくためには、
相手にされるようになるにはとポジティブに考えれるようになりました。


私は小学5年生のとき静岡学園の存在を知り、
練習を間近で見てボールの持ち方・テクニックに圧倒されました。
静岡学園の総監督である井田勝通監督が足技・テクニックを教わりとても貴重な経験をしました。
その日から技術を磨くことを努力しました。


私は小学生の頃女子トレセンにも所属していました。
その時の監督から「君は足元に出せばなんでもやるから」と言われたことがとても嬉しかったです。
そして、AS栃木では「やれることはやれてるから自信持って」「Cをもっと活かそう」など声をかけて貰えたときチームに貢献できたときとても嬉しかったです。

しかし、中学3年間の中で自分には選手としてサッカーは向いてないと思い、高校ではマネージャーという道に進みました。

それでも、
やっぱり、
選手としてサッカーがしたいと思うようになりヴェルフェ矢板レディースに入団しました。

コミュニケーションをとることはとても難しく、今までとは違う環境・チームでサッカーをすることが不安でずっと馴染めなかったことを強く覚えています。
挫折してしまうこともありました。
しかし、ヴェルフェに誘ってくれたチームメイトのおかげでみんなと仲良くなることができ、サッカーをすることがもっと楽しくなりました。

また、1つの大きな目標を達成するためにみんなで頑張る楽しさを教えてくれたのはヴェルフェでした。

先日の開幕戦ではスタメンで試合に出場することができました。
しかし、怪我をしてしまい、みんなと同じ練習メニューができなくなってしまいました。
とても悔しかったし、最初はみんなが楽しそうな姿を見るのが辛かったです。


半年前の自分だったら、練習を休んでいました。
それでも練習中声をかけてくれるチームメイト、監督のおかげで今ではヴェルフェが私の生きがいになっています


残り少ないサッカー人生をヴェルフェで思う存分楽しみ、支えてくれているすべての人・素晴らしい環境でサッカーができていることに感謝し続け、乗り越えてきた日々を、成長している自分を信じ努力し続けます。

そして、「関東1回戦突破」という目標を必ず達成します。


「Be the best 」


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