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[無料公開]28日間で1300人+フォロワーを増やした記録&心がけた方法や運用ルール

こんにちは、株式会社VERTEXグループの井手彩名です。会社の広報として、より多くの人に会社の情報を届けるためにTwitter運用を頑張っています。まずはこちらをごらんください。

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TwitterのAnalytics機能を用いて確認した、過去28日のパフォーマンス推移です。フォロワー数は1325人増、ほんとうにありがとうございます!会社のアカウント、他の人のアカウントのコンサルティングなど含めて色々やってきましたが、ここまでトントン拍子に増えていったのは初めてです。

そしてありがたいことに、フォロワーさんの数に対して運用しているアカウントは非常にエンゲージメントが高いです。ありがたいことに、DMでお仕事のお話をいただいたり、転職希望者さんに会えることもものすごく多くなってきました。

ちょっとボリュームは大きくなりますが、このnoteでは以下のテーマを中心にお伝えします。

1. 私が運用上気をつけていること
2. トライアンドエラーでうまくいったこと、いかなかったこと

基本的には全て無料公開なので、みなさまのツイッター運用のノウハウとしてお役立てください。ただあらかじめ申し上げておきますが、ツイッター運用は正解はなく、方法を守ったから必ず伸びる!というものではないことをご理解ください(実際私も、かなりの数のラッキーに恵まれました)。あくまでも私がやってきた方法ではありますが、何かのお役に立てればいいなーと思っています!

1. 運用上で気をつけていること

ツイッター運用開始してから1年3ヶ月、本格的にやり始めてから1ヶ月弱、それなりに色々なことを試してみて「これはフォロワー増に効果があるぞ!」と感じたものをまとめています。

・プロフィール・名前

Twitterをやる上では、かなり「アカウント名」と「プロフィールの説明文」は大切でした。今はこんな感じで落ち着いています。

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私が重要視しているのは、この画面に以下の情報を入れることです。

・プロフィール名は「本名」と「仕事の肩書き」
・顔写真
・どこの会社で何をしているのか
・自分を代表する過去の経歴は何か
・自分の関心のある領域
・その他肩書きがあれば
・人間味/親近感を呼ぶ情報

まずプロフィール名についてですが、Twitter上では「長い」「キラキラ」「情報多すぎ」なものを見かけることが非常に多いです(例えば、『⭐️井手彩名⭐️VERTEXグループ広報💎伝える力👀で世界に愛を🌱』みたいな人)が、個人的にはこれは詰め込みすぎは良くないと思っています。

他のユーザーから見たとき最初に目に入るのがアカウント名です。そこに情報が多すぎると、ぱっと見なんの人なのかわかりません。また、会社が非常に有名な会社でない場合は社名をあえて入れる必要もないと思います。「あ、この人は人事の人なんだな」とか、「セールスの人なんだな」とわかれば十分です。

bio欄には補うように上記の情報を入れていけばいいのですが、ここで注意して欲しいのが「絶対に宣伝臭くならないこと」です。それぞれ目的があってTwitterを運用していると思うのでついここに書いてしまいたくなりますが、ぐっと我慢しましょう。

✔︎ プロフィールと名前は、誰なのかわかるように。
✔︎ そして宣伝っぽくならないように。詰め込みすぎずわかりやすく!

・引用RTやコメントの扱い

引用RTやコメントは必ず返しています。また、引用RTしてもらったものはほぼ必ずいいねとRTをしています。

フォローしてくださる方と活発にコミュニケーションをとることで他の人のタイムラインに乗りやすくなり、そこからの露出が見込めます。また、引用RTしてもらったものをさらにこちらのアカウントでRTすることで、自分のツイートが再度露出します。

著しく攻撃的なコメントや不躾なものが来た場合はスルーしてしまっても大丈夫ですが、基本的には自分のツイートをもう一回出せるチャンスです。

Twitterのアルゴリズム的に、活発に交流のあるアカウントやRT/いいねのやりとりのあるアカウントはタイムラインの上位に来やすいようです(私の体感です……)。積極的に周りとの交流をしていたのもじわじわ効いてきました。

✔︎ 交流は活発に!反応してくれる人は大切に!

・指標にする数値はプロフィールのクリック数/エンゲージメント総数

私がツイートを分析するときに見ていたのはここです。ずばり「エンゲージメント総数」と「プロフィールのクリック数」!

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後ほど書こうと思っていたのですが、基本的にはTwitterは運用者が無名である場合、価値があるのは「誰が言っているか」ではなく「何を言っているか」です。ツイートを読んだ人の興味はまず情報。そしてそこから運が良ければ「誰がこれを言っているんだろう?」という人への興味に遷移します。

プロフィールのクリック数/エンゲージメント総数(CPE/Click per Engagement)を出せば、この「この情報を発信しているのは一体誰なんだろう?」となった人数がざっくり出るわけです。

中にはRT/いいね数が多いけれどプロフィールには遷移しないツイートもあります。現在公式Twitterアプリの仕様ではプロフィールにいかないとフォローができないので、当然プロフィールに遷移しないツイートはフォローに繋がりません。少なくともフォロワーを増やすと言う観点では、この値(CPE)を高めていくことが大切です。分析するときには、どのツイートのCPEが高く、逆にどのツイートは低かったのかのチェックをすると傾向が見えてきます。

✔︎ ツイートの”刺さり具合”をチェックするには”プロフィールのクリック数”÷”エンゲージメント総数”を比較!

・伸びたツイートが出た時の対応がものを言う

ツイート、なんか伸びてる!という時の二次対応が結構重要だったりするのも得られた気づきでした!大まかに分けて二つです。

・プロフィールの名前、bioを微調整
・さらに詳しい情報をnoteなどで追記
・RT/いいねしてくれた人への積極フォロー(フォローバック率高)

プロフィールの調整に関しては、その伸びつつあるツイートに少し寄せていくことが大切です。

ラッキー要素が多かったですが、このツイートが私のアカウントで初めてバズったツイートです。当時、アカウント名は「Ayana@VERTEXグループ広報」でしたが、このバズを受けてアカウント名を「Ayana@休学×広報×ライティング」にしました。目的は、「この休学ネタツイートの人は休学の人なんだな!」と認識してもらいフォローしてもらうことです。

現在は細々とした人事ネタ、ライティング系ノウハウのネタが伸びやすいのでこのようなアカウント名となっています。

そして、伸びたツイートに関してはエンゲージメントの高いうちにnoteや続きのツイートでたくさん情報を追加することも大切です。結局、バズ直後に出した休学ネタのnoteもかなり多くの人に読んでもらえました。エンゲージメントが高いのはだいたい向こう12時間くらい(体感)なので、とにかくその間はたくさん関連ツイートをするのも大切です。

✔︎ 伸びたツイートの発言者らしいプロフィールに微調整!(嘘はダメよ!)

・情報を出すことでしかフォロワーは増えない

先ほども言いましたが、ツイッターの発信者が無名の場合、ツイートを見た人が興味があるのは「発言者」ではなく「情報」です。なので、持っている情報は出し惜しみしないことが一番大事だと気づきました。手前味噌ですが、こんな感じ。

※ちなみに、一般的に言われている「箇条書きツイートは伸びる」というのはどうやら本当です。文字が並んでいる中で空白があると目に留まりやすいようです。

さらにプラスアルファですが、「みんなが知りたそうな情報+”あなただからこそ知っていること”」を入れるとものすごく反応がいいです。当たり前のことをツイートするだけでなく、自分だからこそ知っていることをツイートに織り交ぜていくと反応がいいです。フォロワーの獲得を狙っていく場合はよりこの点にフォーカスするのをお勧めします。

例えば弊社の船津くんの事例。

これの場合、彼の経歴である「営業」と「人事」両方の視点からツイートをしています。営業と人事を経験した彼だからこそわかる両面についてツイートしていて、やはり周りのものに比べてエンゲージメントとプロフィールクリック数が高かったです。

✔︎ ツイートへの反応を増やしたいなら、「自分の個性はなんだろう?」からスタート。

・情報:人間味=7:3

Twitterを情報発信に振り切って動いている人も多いですが、どんどん人間味を出していったほうが交流が増え、結果的に色々な人の目にアカウントそのものが触れてよかったと思っています。

人間味、というのは私は以下のように定義しています。

・その人の人生があったから書ける、共感を呼ぶツイート
・ちょっとクスっと笑える日常のツイート
・一言何か投げかけてあげたくなるようなツイート

このツイートをきっかけに、Twitterアカウントに話しかけてくれる人がぐっと増えました。真面目なアカウントとして発信し続けるも方法論としては正しいのですが、たまにはこう言う息抜きのツイートをして、多くの人と話すきっかけを作ると結果的に活発な交流が生まれそうです。

✔︎ 機械的な真面目ツイートだけじゃなくて、「なんかこの人おもしろいな、いいな!」を織り交ぜる。


2. トライアンドエラー編

ここからはトライアンドエラー編です。いろいろ試してみて、いわゆる一般的に良いと言われていたり多くの人がやっている方法をGood/Errorで分けてみました。ご参考までに!

[Good] Twitter-note連携

Twitterとnoteの連携技はめちゃくちゃ相性がいいです!驚きました。より多くの人にnoteを読んでもらうために心がけるといいことが二つあります。

・新しくnoteを更新したら固定ツイートにしておく
・noteを更新する前に、noteで出す内容のライト版をTwitterで呟いておく

[Good] リスト活用術

Twitterにはリスト機能があります。Twitterをしていると必然的にフォローしている人が増えていくので、こんな感じで整理しています!

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これをやっていると、「今日は広報の人に刺さるようなツイートがしたいな……」とか、「マーケターの気持ちが知りたいな……」という時に対応できます。特に採用業務の一環でTwitterを使っているひとにはおすすめです。

[Good] ツイート数をとにかく上げていく。質<量

ツイートはある程度質も大切ですが、質より量の方が大切です。とにかく単純接回数をあげると言う意味でも、1日10件くらいは頑張りたいところです。

ただ、あんまりに質が低すぎてもダメです。140文字のぎりぎりまで書き込んでいるツイートの方が確かに伸びやすい気もします。

「そんなにツイートすること思いつかない……」という場合は、他の人へのリプライ、ニュース記事の拡散、自分で読んだ本の感想などをツイートしていくのもよかったです。

[Error] 時事ネタのバズ

弊社の職員のTwitterアカウントの中で一番バズったのはこれです。1万人以上がRT、いいねをしてくれました。このツイートは8月のAWS障害が発生したタイミングの初期。いわゆる”時事ネタ”、”最速ニュース速報”としてものすごいエンゲージメントを叩き出しました。

……が、結局フォロワーは全く増えず。軸を作らずにただ単に意味もなくツイートを当てに行くのはあまり意味がなさそうです。

[Error] 相互フォロー企画に乗っかる

ツイッターでよく「フォロワー1000人にしたいので相互フォロー企画します!RTしたひと全員フォロー!」みたいなものを見かけますが、これは結論から言うとどんなにフォロワーが少なくてもやらない方が良い、です。

結果的に目的はツイッターのつぶやき内容へのエンゲージを高く保ち、関心のあるフォロワーをプールしていくことです。ただ数を増やすためのフォロワー確保はほぼ意味がありません。10000人の他人より100人のファン獲得に尽力しましょう。


まとめ

さて、長くなってしまいましたが、とりあえず汎用性がありそうなものは以上です。地道で丁寧さが必要ですが、情報発信をしつつ50〜100いいねをもらえるツイートを定期的に発信できるようになればTwitterのエンゲージメントが高い状態で保つことができます。もう少し細かい運用ルールなどもありましたが、また需要があったら公開しますー!

読んでいただきありがとうございました!お気に召したらぜひ拡散をお願いします。

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