Twitter、コミュニティーリーダーになれるリスト運用のすヽめ。

 みなさん、Twitterのリスト運用してますか〜〜〜!?(大声)

 何らかの目的があってTwitter運用を頑張っているのに、リスト運用をしていないなんてもったいない。と思いつつ、この前少しだけツイッターでリストの運用方法に触れたら反響がそれなりにあったので、本日は私なりの目的別リスト運用の方法をシェアしたいと思います。簡単にいうと、Twitterのリスト運用はこんなメリットがあります

・コミュニティーリーダーになれる
・採用に使える
・情報蒐集のスピード化に使える
・”リスト化”というコミュニケーション手段を作れる

 そういえば、前回の「フォロワーを増やす記事」はたくさんの人に見ていただいて本当に嬉しかったです! これからはTwitterで人と出会ったり集まったりコミュニティーを作るのが当たり前な時代がきっとやってきますね!というわけで、早速事例別にリスト化の方法を書いていきたいと思います。目次があるので、気になるところにジャンプしてください!

そもそもTwitterのリスト機能とは?

リストとは、複数のTwitterアカウントをまとめて管理できる機能です。独自のリストを作ったり、他の利用者が作ったリストを保存したりできます。リストタイムラインには、リストに登録されたアカウントのツイートのみが表示されます。(Twitter公式より引用)

 Twitter公式さんの説明は以上の通りです。Twitterをやっていると、いろいろなアカウントを見かけると思います。そのTwitterをしている人たち(フォローしていない人も含め)をグループで管理し、”そのグループに入れた人のつぶやきが観れるタイムライン”をいくつも作ることができるのがリスト化です。

 例えば、「普段は友人のつぶやきだけ見ていたいからニュースアカウントはフォローしないけれど、地震速報や最新ニュースだけは追いかけたい」という場合はリストで対応可能。「ニュースアカウント」のリストを作り、地震情報や最新ニュースを流しているアカウントをリストに入れれば、そのリストに入れたアカウントのつぶやきだけをみることができるタイムラインが作れます。


事例1 - 話題をつくりたい

 Twitterでのコミュニティーをリードしていくためには、話題の中心になることも大切です。成功事例と共に見ていきたいと思います。

 先日、トゥモローゲート株式会社の代表取締役である西崎さん(@koheinishizaki)が、#ブラックな祭り を開催。みんなでアイコンなどを白黒に変え、多くのTwitterビジネスアカウントと交流を持つきっかけを作りました。その時に作られたリストがこちら。

 この #ブラックな祭り が話題になった後も、リストを経由して参加者同士がつながりをもったり、フォローしあったり情報交換を行ったりしています。

✔︎ 同じハッシュタグを話題にしている人たちをリストにまとめる
✔︎ 似たようなニュースに反応している人たちをリストにまとめる
✔︎ 何か自分のツイッターで盛り上がった話題に反応してくれた人たちをリストにまとめる

 話題を一過性のもので終わらせず、「すでにこの話題には興味があるとわかっている人たちのリスト」を作っておくだけで、一つの話題を継続させることが可能です。 

 余談ですが、私のアカウントのフォロワーさん人数が2919人だった時、私が「2919……肉……行く……!!私とお肉にいってくれるひとを募集してます!」とつぶやき、それに反応してくれた人を「肉に一緒に行けそうな人リスト」に入れていきました。このリスト通知が他ユーザーに行ったことでさらに話題は広がり、なぜか大盛り上がり。しかもしばらくお肉を共にする人には困らなさそうです。

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事例2 - フォローしている人を整理したい

 Twitterをやっていると、フォローしている人が増えすぎて意味がわからなくなることありますよね。リスト機能の本来の使い方としてもっとも正しい、フォローしている人の整理についても触れておきます。

 よくあるフォロー中の人の整理用リストのまとめ方法はこれです。

✔︎ 特定の会社に所属している人たちのまとめ
✔︎ 自分の会社の他のメンバーまとめ
✔︎ 見逃したくない有名人などのまとめ
✔︎ 一度会ったことある人たちのまとめ
✔︎ 自分と同じ職種の人たちのまとめ など

 特に会社の採用担当さんは、自社メンバーをまとめたリスト作成と公開をお勧めします。何らかの理由で御社に興味を持ってくれるユーザーが現れたときに、網羅的にTwitterをフォローできるような情報提供は有用です。

 個人的には、「興味がある会社さんのメンバーリスト」や、「自分がベンチマークとしているTwitterアカウントをまとめたリスト」を作って助けられています。


事例3 - 自分の存在を知って欲しい

 「私の存在に気づいてーーー!仲良くなりたいーー!」という人も、まとめてリストにしてしまうのは結構おすすめです。(* ただし以前Twitterで、「フォローバックしてくれない人リスト」というリストに入れられて微妙な気持ちになったので、公開リストにするときは相手に通知が行くことを忘れず!)

 Twitterで自分の存在に気づいて欲しい理由は様々だと思いますが、こういう場合結構有効です。

✔︎ フォローバックして欲しい
✔︎ 話しかけたい
✔︎ 自分が行う交流会や勉強会のターゲットになりそう

 私の場合は、お近づきになりたい人リストで作っています。定期的にそのリストをチェックし、ツイートにいいねをしたりRTしたりして常にその人のツイートに反応できるよう整理しています。

 Twitterのタイムラインのアルゴリズムがかわり、必ずしも見たい人のツイートを追えなくなってしまっているので、この方法はかなり有効です。実際そこから私の存在に気づいてくれて、DMなどから良いご縁が生まれたかたもTwitter上にいます。(いつも本当にありがとうございます!)


事例4 - 時事ネタを追いたい

 これが案外使えます。Twitterをみていると雑多に情報は流れてきますが、どうしてもフォローしている人を自分が選んでいる以上、情報に偏りが出ます。

 ただ、Twitterを交流ツールとして使っている場合はニュースや時事ネタ、業界情報などの収集は二の次になりがちです。なので、「このリストを見たらニュース全部入ってくるリスト」の作成をお勧めします。 

 試験的ですが、内閣府や特務機関NERVなどの情報発信が早いアカウント、Yahoo!ニュースやホリエモンなどのアカウントをリストにしています。ここに、自分が気になる業界の情報のハブとなる人たちを入れておいたらニュースの見逃しは少なくなります。


事例5 - 採用に使いたい

 お待たせしました!(?) Twitter採用を頑張っている方には、ぜひ使っていただきたい手法です。私は、Twitterから職業を探している人を速やかに見つけるために、こんな方法でリスト管理をしています。

1. フォローしている人の職業属性を分けたリストを作る。
 →私の場合「CEO/COO」「CS」「IS」「HR」「エンジニア」「デザイナー」「バックオフィス」「プロマネ」「マーケター」「営業」「広報」「新規事業、事業開発」「よくわからないけどすごそう」「あわよくば採用」リストがあります。
 ちなみに、私はこれらのリストはお恥ずかしながら「非公開」です。(もし万が一間違えていたとき失礼にあたること、情報として集約されすぎるので他の人にリストコピーされることを防ぐためです)
2. 自社で採用したい属性のリストを見る。
 →今すぐ転職したい!という人がいたらもちろんラッキー。ですがそういうわけにもいかないので、私は、各職種の人たちが「どんな労働環境を好むのか」「業界のトレンドは何か」を見極めるためにとにかく使っています。
3. とにかく地道にリストの人たちを増やしたり、会話していく。
 →役職研究で役立てながら、虎視眈々と転職したい人たちが現れるのを網をはって待つ……というイメージです。
4. 自分が採りたい人材のイメージが固まったら、転職意向にかかわらず会ってみる
 
→採用に関わっていると本当に実感しますが、特にTwitterなどのSNSは「類友」です。自分が「この人最高!」と思う人の周りにはすごい人が集まっています。なので、交流を深めつつ会ってみる、その人の周りの人に繋いでもらう……というのも期待できます。

 Twitterでフォローしている人たちの情報は雑多に流れていきがちですが、このように属性分けをすることによって見えてくるものや、候補者のペルソナ設計、転職志望者の早期発見につながります。フォロー数が少ない段階から少しずつ増やして運用していくのをお勧めします。

 当たり前ですが、今「会社最高!」と仕事をしている人でも、いつかどこかのタイミングでステップアップを考えたり転職するときがきます。「#Twitter転職」「#hiyokonitsuduke」などのタグ徘徊もTwitter採用では大切ですが、そういう情報を開示する前の段階で優秀な人と繋がることが戦略上重要です。ぜひお試しください。


 以上、Twitterでリスト化するの大好き芸人の私がお伝えするTwitterリスト活用術でした。

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