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コロナ禍のイタリア 去年との違い

学校帰りの公園。

フィレンツェはレッドゾーンで外出制限中のはずだが、公園には人がいっぱい。

この季節、本来ならばもっと人、人、人で親たちは競ってベンチを陣取る。

それに比べればやはりいつも通りの光景ではないのかもしれない。

そして義務付けられているマスク姿も。

とは言え、このマスク義務付けも6歳以上なので、幼稚園児たちはマスクはつけていない。

公園の外のベンチにたった一人で腰掛けられるのも、コロナ禍だからだろう。

距離感が日本人と異なるこちらの人々は、座っているベンチの横に一人、二人、と空間を詰めて押し寄せる。

私はベンチの端っこにを動いて、ちょっと気づまりな思いをすることもあった。

それが無いと、大声でのイタリア語でのおしゃべりに邪魔されることなく、心ゆくまで日向ぼっこしながら読書したり、このように頭を整理しながらブログを書くことができる。

上の写真のような、子供たちが遊ぶ光景を見るとホッとする。

レッドゾーンの今、規制があるので開いているお店も少なく、

観光客でいっぱいなのが当たり前だったフィレンツェ中心部は、閑散としている。

しかし去年は、必需品買い出しと、ゴミ捨て以外は外出できなかったので、

本当に通りを歩いているのは自分だけという

その物悲しさの度合いとは、全く違う。

まだコロナの波の真っ只中ではあるが、コロナ前には戻らず、

コロナ後の世界が少しずつ構築されているような気がする。


それでも子供たちは太陽を思い切り浴びて、光合成する植物のように、

喜びに満ち溢れて成長していく。


そして、大人たちは、右往左往しながらも、彼らのための未来を模索している。


最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



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