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Recovery International(9214) #日本株 #IPO #2021 | IPOの解説 目論見書の解説 | メモ・ノウハウの共有

2022年2月 新規上場 Recovery International「訪問看護サービス」

事業概要

事業概要は、
看護師等が利用者の自宅等に訪問し、病気や障がいに応じた看護を行う訪問看護サービス事業を行っています。

事業情報

売上構成比率は、
100%が訪問看護サービス事業

訪問看護サービス事業は、
看護師等が利用者の自宅等に訪問し、病気や障がいに応じた看護を行う訪問看護サービスです。
主治医が訪問看護を必要と認めた方に対して、看護師等は医師の指示書に基づき、医療処置を行い、健康状態の悪化防止、回復、予防に向けて看護を行います。代表的な処置は、褥瘡(床ずれ)の処置や服薬の管理・指導、点滴、摘便(徒手的に便を出す医療行為)、入浴介助、呼吸器管理、カテーテルの交換等です。

在宅医療において、訪問看護の利用者を地域で支えていくため、医療機関のみならず地域の住民をはじめとした居宅介護支援事業所、医療機関、施設サービス事業所等の地域連携先へ訪問・面談し、看護師等が専門性を活かし連携を行っています。
強みとしては、病院等特定の系列に属さない独立型であるため、柔軟な連携ができます。
また、事業所単位でこの活動を継続し、地域連携先からの当社の認知度と信頼度を高めることで、営業の専門職を雇うことなく、新規利用者の紹介、獲得を行っています。

訪問看護サービスを提供している利用者の情報、保険者への請求情報をクラウド管理することで、事業所毎に事務処理専門の従業員を置くことなく、本社で一括集中管理を行い、できるだけペーパーレス化の制約を受けない事務処理は本社においてクラウド上で完結させることなどによって、効率的な事務管理体制の構築を行っています。

PICKUP情報

収入源:
訪問看護サービスの対価は、保険制度の保険者及び被保険者である利用者から、定められた報酬額をサービス提供料として収入を受け取っています。

今後の成長について:
今後も高齢化が進むことで医療費用、介護費用が増加し、市場の拡大とともに成長する可能性があります。
介護保険制度開始当時の2000年度は3.6兆円だった介護費用は、2018年度には10.7兆円、高齢化がさらに進展する2025年度には15.3兆円、高齢化率が3割を超えると予測される2040年度には25.8兆円になると推計があります。
リスクは、介護中に発生しうる訴訟リスクがありますが、賠償責任保険への加入もあります。

同業他社について

在宅看護や通所看護関連の企業は、(2374)セントケアHD、(9792)ニチイ学館、(6077)N・フィールド、(2425)ケアサービスなどがあります。

まとめ

・訪問看護サービス
・粗利率が約35%
・2013年創業
・ドミナント戦略で、東京を中心に拠点がある 他には兵庫県、高知県、沖縄県
・代表取締役が筆頭株主で、約35%保有
・ベンチャーキャピタルが25%保有している
・新株予約権が約7.5%ある

業績について

売上高の面では、直近20年12月期は、延べ訪問件数・延べ利用者数が増加したことで、売上増加、人件費増加となり、売上増収率は約10%、利益面では、前年に和解金による特別損失があったため増益となりました。

IPO情報

AI分析


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

私自身が感じたことの課題解決として、
「ポイントがどうも分かりにくい目論見書をわかりやすくできないか?」
を目標に試行錯誤でポイントをまとめてみました。

さらに磨いていきたいと思いますので、ご意見ご感想がございましたら、お送り頂けますと幸いです。
ご一緒に新規上場銘柄の理解を深めていけたら、うれしい限りです♪
これからも、よろしくお願いします。

他の記事もよかったら、御覧頂けますとうれしいです。

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