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2018年ふりかえり(ダンス・本・映画とか)

ダンス

81公演鑑賞した。今年は不作でガツンとくる作品に出会えなかったけれど(良作はいくつもあった)、toi projectというアウトプットができた。自分の性格で何かを主催する日が来るとは。食欲ガタ落ちで本当に向いてないなと思ったけれど、それでもやらずにはいられなかった企画でした。

toi projectがその他の舞台の記憶を薄めてしまったが、9−10月に2ヶ月かけてリヨン→ユトレヒト→アムステルダム→トリノ→ロンドンで様々な舞台芸術(ほぼダンス)を鑑賞したのも楽しかった。AirBnBのミッション「help creating a world where you can belong anywhere」の恩恵に大変與っている。

日本で観た公演も含めて、心にのこった作品たち。

ちなみに、毎年海外滞在のマイルストーンにする作品OCD LOVEを今年はトリノで鑑賞。

本とか雑誌とか論文とか
51冊読んだ。(昔読んだ本の再読は含めない)
今年は考え事したり、作業してる時間の方が多かったかも。

出来るけど違和感を覚える業務(PMとか仲介系)やしっくりこない人間との仕事を辞めたらすべての個人的指標が上がった。のがきっかけで、適材適所を探る本(行動経済学や心理学、人事など)に手を伸ばすようになった。

いろんな方法(論文たくさんある)で主観的幸福度を計測したけど、安心できるインフラ(健康、家族、居住権、お金など)が整った上で自分が成長していることを実感できたり、自分の視野が開けていく感覚、見たり聞いたり読んだりしたものが一つの思想軸にグサグサっと繋がる感覚(これを”串刺しミルフィーユ現象”と呼ぶ)を味わえるのが自分にとって幸せなんだという結論に至る。幸せというかWell-beingなのかな。
すべて自己完結できる現象なので、知り合い増やしたり人と関わる活動はますます減らそうと思った。

あとは、去年読んだスーザン・ソンタグ「反解釈」、シンガポールに住んでた時に観た映画「アンナ・ハーレント」、リヨンで観たPeeping Tomのダンスなどが線となって繋がり、スタイルを模索するようになった。深読みより世界観。
そのヒントになりそうな本を買うようになった。いつもの如く人の2割以下の時間しか労働してないので、だいたいの時間はどんな角度で世界をみるのか、思考するのか、再構築するのか考えてた。

映画
2018年は38本鑑賞。

去年のARRIVALと同じくらいガツンと来たのが「インターステラー」。自分が悶々と考えてきた答えのない問いに対してスーっと世界が開ける感覚。
時間と次元は永遠のテーマ。次元が折り畳まれている説(弦理論)をはじめて知った。ユリイカの場面も最高。

王道ミュージカルが好きで、今年はグレイテスト・ショーマンが該当。どんなに幼稚で都合よいストーリーだとしても、胸を打つなら素直に受け止めたい。ダンスにもいえるけど、音楽の力は総合芸術に必要不可欠。

あとは、「ポリーナ、私を踊る」。自分の見た景色、世界すべてを取り込んで作品を作っていく話だいすき。奇跡のシンフォニーとかはじまりの歌とか。ポリーナは映像も音楽もセンスよかった。

音楽

その他
2018年に追加したベンチマーク抽象画家:Mary Weatherford

2018年に発見した素敵サブスク
https://www.masterclass.com

2018年に聴き始めたラジオ



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