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#113 「置かれた場所」は努力で変えられる

志望校に合格できず、
傷を負ってしまう生徒がいます。

場合によっては、
燃え尽きてしまって、
無気力状態に陥る生徒も
少なくありません。

悔しい想いは大切です。

なぜなら、
本気で取り組まないと、
悔しさは生まれないから。

でも、本気で取り組んだからこそ、
悔しい思いをしたからこそ、
どうして上手くいかなかったのか、
次はどうすれば改善できるのかを、
改めて、本気で考えられるのです。

悔しい想いこそ、
次に成功するためのチャンスなのです。

以下は、
肩を落としている生徒に
語る内容です。

生徒にとってわかりやすい、
学力を例にとって、
数学の正規分布で話します。

あなたが志望校に合格できなかった場合、
望んでいた領域よりも低い(左側の)学力の
学校に入ることになるでしょう。

でも、この学校内でも、
学力は同様に正規分布で表せます。

あなたが目標を見失い、
グラフの左側に寄っていくのか、
それとも、
徐々に右側に寄っていく努力をするのか。

ここで腐らずにコツコツと努力をすれば、
確実に右側のエリアに移動していきます。

そして、その結果は、
学校内のグラフ上だけではなく、
もっと大きな正規分布(学校外も含めたもの)上でも、
確実に同じ結果が生まれているのです。

志望校に合格できていたとしても、
その後の努力がなければ、
あなたのポジションは下がっていくだけなのです。

能力(学力)を伸ばす活動に、
場所は関係ありません。

どの学校でも、
能力を伸ばす活動は可能です。

あなたの周りには、
あなたよりも能力の高い人間が、
必ずいるはず。

下を見ず、
上を見て努力を続ければ、
卒業時に見える未来は明るい。

あなたはどうしますか?と。

「置かれた場所で咲きなさい」
とは渡辺和子さんの名言です。

腐らずに、
自身の能力を磨き続ければ、
そして、
他者にそれを還元することができれば、
必ず、臨む場所にたどり着けます。

僕で言えば、
最新の技術を取り入れつつ、
実社会で必要なスキルやマインドを念頭に、
一生懸命授業を行うこと。

自身でも実行しつつ、
生徒にも語り続けていきたいです。

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