石田流相振り飛車 美濃囲いか金無双か

美濃囲いか、金無双か

石田流に組む場合、というより三間飛車で戦う場合、普通は美濃囲いを選択するはずです。

しかし、相手の戦型によっては美濃囲いよりも金無双の方が安全。どんな時は金無双に組むべきなの??

今回は、石田流で相振り飛車を戦う場合についてまとめてみました。

教科書として、戸辺 誠先生の『石田流を指しこなす本 “相振り飛車編”』(最強将棋21)を参考にしています。

今回の教科書

基本は美濃囲い

教科書によると、基本は美濃囲いが良さそうですが、金無双を考えるべき局面が2つほどありました。

1つ目は角交換四間飛車。

角交換したあと、ここから2八銀と金無双で囲っています。

2つ目は、相三間。

この局面も2八銀がオススメされていました。

ただし、相三間のときは美濃囲いに囲う方法も紹介されています。

この場合は大事な注意点が1つ!

7五の步は交換せずに残しておくのがポイント。
ここを忘れると、後手からの6四角打が怖いですよね。

結論

金無双の方が良さそうな場合として、角交換四間と三間を相手にしたときの局面を紹介しましたが、他にも金無双がオススメの局面があるかもしれません。

皆さんもよい三間生活を〜

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