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【嗚呼、人生 vol.149】英語ネイティブにはまだ程遠い

先日、8年生向けに英語で日本の中学校生活についてプレゼンする機会がありました。当日を迎えるまでに何度も練習を重ねました。プレゼンをする授業の前に、そのクラスを持っている先生にどのような内容について発表する予定かを事前に伝えておきました。

当日は、そのクラスを持っている先生がプレゼンを主導してくださって、付け足したいことがあったらその都度私が付け足すというような感じで進んでいきました。

途中までは問題なく進みました。ですが、部活動の話になった時に茶道部や華道部というものもあるよという紹介をしたところ、茶道って何?と聞かれました。私自身、茶道を経験したことはあったのですが、どうしてお茶を出すためだけにあれほどの作業を要するのか、茶道という道の本質とはなんなのか、説明することができませんでした。なので、簡単に一人の人が丁寧にお茶を作ってそれをお客様に出すんだよと説明したところ、最前列で聞いていた生徒に鼻で笑われてしまいました。そのとき、少し心が痛くなりました。そのときは、英語ではうまく説明できないと思って、その事実に胸が痛くなったのですが、今こうして振り返ってみると、日本語であっても「茶道」とは何なのかを説明できる自信がありません。となると、英語で説明できないのも納得がいきます。では、あの時の胸の痛みはなんだったのでしょう。おそらく、説明している時、綺麗な英語で話すことができていない自分に気がついていたので、私の英語能力を笑われた気がして胸が痛んだんだろうなーと思います。

英語ネイティブにはまだ程遠い。日本語のように英語を話せるようになるのが理想ですが、まだまだ時間がかかりそうです。

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