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【嗚呼、人生 vol.148】話し合うときに注意したいこと

今お世話になっているホストファミリーの家には、とても好奇心旺盛な子どもたちが2人います。だから、結構いろいろな社会問題について話し合う機会があります。

先日は、ジェンダーについての意見を交換しました。ホストペアレンツは2人とも、ジェンダーは2つしかないという意見を持っている人たちで、男か女かで生まれたんだからどちらかでしかないだろうという考えでした。

その意見に対して意義を唱えるつもりはありませんでしたが、グループの中で一番発言力がある人が一番マジョリティーの意見をあたかも正論かのように言ってしまうと、議論がしづらくなってしまうと思いました。

私は、生物学的性は2つかなという認識を持っているのに対して社会学的性(ジェンダー)はそれ以上あるものだと思っていました。でもこの意見を言うのが憚られるような空気がそこにはあり、結局言えずに終わってしまいました。

私たちはこのようなトピックを同質的集団の中でするとき、自分たちの中に性的マイノリティーはいないと思ってしまいがちです。これからこの話題がホットになっていくだろうからこそ、話し合いをするときに誰もが発言しやすい雰囲気作りをするのも大切なことだなと思いました。

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