蟲神器デッキ紹介「化石コントロール」4弾公認大会優勝🏆
こんにちは。静岡県で蟲神器を楽しんでいるベランダと申します。
公認大会で結果を残せたので、今回は簡単に化石コントロールのデッキ紹介をしていきたいと思います。環境トップとはいきませんが、調整次第で環境デッキを倒せるポテンシャルのあるデッキタイプだと思います。調整にあたって、何十回も壁になってくれた皆、ありがとう😂
ツッコミどころもあるかと思いますが、ベテラン蟲主は大目に見てね。
デッキレシピ
戦績
化石コントロールでオンライン大会に出場しました。
ヒグラシ杯0807
BO1スイスドロー(12人)
使用:化石コントロール
3-1 (4位)
1回戦 vsアリアグロ(後攻)🙅♂️
2回戦 vs白銀コントロール(後攻)🙆♂️
3回戦 vsコントロール(先攻)🙆♂️
4回戦 vsコントロール(後攻)🙆♂️
ヒグラシ杯0809
BO1スイスドロー(7人)
使用デッキ:化石コントロール
3-0で優勝🏆🥇
1回戦 vs水生昆虫(先攻)🙆♂️
2回戦 vs速攻アグロ(後攻)🙆♂️
3回戦 vsセミタイタン(後攻)🙆♂️
水生、アグロ、コントロール、セミタイタンなど流行りのデッキにも一矢報いることができました。2大会通して6-1の戦績ですから、中堅デッキと呼んでも差し支えないのではないでしょうか。(運が良かったのも大いにあります。水生やアグロに勝つのは大変です。)
デッキの変遷
よく、仲良しの蟲主でサーバーに集まってデッキを組んだり対戦をしたりしているのですが、「生きた化石使い辛くない?」と話していました。
というのも、捨て札に送らないと効果を発揮できない点や、中盤に相手の縄張りを削るプレイングに懐疑的だったからです。そのため、化石をワンショットに使う構築や能動的に化石を捨て札に送るデッキも考えましたが、「それ化石じゃなくても良くない?」と頭を悩ませていました。現在環境上位であるハンデスコントロールやアグロ、水生昆虫のどれかに明確に強く出られれば大会でも活躍できるのではと思い、組んでみることにしました。
そして、雛形として組んでみたのがこちらです。
コンセプトとしては、ジョロウorサシハリで相手のハンデスを通さないようにしようというものでした。(この方向性のデッキもいずれしっかり組みたいと思っています。)
「同じこと(ハンデスを通さない)を化石でもできるのでは?」ということで、できたのがこれです。
少し前のコントロールでありがちな中盤のやり取りで数枚縄張りを削って、最後にまとめて3〜4打点用意してトドメを刺すという動きと化石が案外マッチしています。ムカシトンボを0コストで出して、時雨+蜉蝣で4打点用意するのも現実的です。相手のハンデスを通さないために、相手のハンデスが飛んでくる前のターンにムカシトンボやムカシヤンマを立ててあげると🙆♂️
化石パッケージは6枚で完結していますから、考え方を変えれば14枚が自由枠ということになります。今回はコントロールに寄せたので、土台の例としてはこんな感じ。
これらをベースに、今の流行りのデッキにも勝ち筋があるように調整をしました。元々ハンデスコントロールを意識したデッキなので、今のところコントロール対面の勝率はかなり高いです。また、自由度が高いので、自分の色を出しやすいです。
各カード採用理由
生きた化石3種
このデッキのコンセプト。
ムカシトンボは対アグロやトドメの1打点、ムカシヤンマは中盤戦、テイオウムカシヤンマは盤面を取ったり、時雨&閃きの弾になったりする。
ゴライアスオオツノハナムグリ
アグロ対策、〈とびだす〉からの殴り返し、時雨の弾など、いつもの汎用カード。
ジャイアントウェタ
緑1300/800のバニラ。サシハリアリや青のLR虫をワンパンできるのが強い。ネプチューンオオカブトでコストが増えない上に、コバルトブルータランチュラで倒されない絶妙な体力。三弾環境からの個人的推しカード。
ヘラクレスオオカブト
強化された虫を対策。邪魔な虫を投げて盤面を取って、相手に有効な手札を与えないプレイもできる。単に高ステータスなので、雑に出しても強い。かっこいい。
サシハリアリ
相手の手札を増やさないで縄張りを削れる。水生やハンデスコントロール相手に先攻4ターン目に出せるとかなり強い。アグロ対面では玉響から出すことで、虫を倒しつつ手札を制限できる。
ミヤマクワガタ
高ステータス4コスト虫。対ハンデスのリーサル・ウェポン。サシハリアリやコバルトブルータランチュラ、タガメ、アントアンカブトハナムグリなどの流行カードをワンパンできる。私の推しカードその2。
オオトモエ
対水生昆虫用。相手のエサ置きを見て、水生の可能性がある場合には優先して使いたい。対ハンデス用の壁にもなる。
ナナホシキンカメムシ
対アグロ用。体力200の虫や青400までなら2体倒せる。時雨の弾にしたり、テイオウムカシヤンマと合わせて体力1300まで取れたりと小回りが効くので採用。今期は擬態アグロも強そうなので、カレハバッタやエダナナフシ、トラカミキリを取れるのも🙆♂️
瀬戸際の虫時雨
言わずと知れた最強カード。トドメにどうぞ。
蜉蝣の閃き
エサに埋めてしまった虫を有効に使ったり、テイオウムカシヤンマを出して相手の倒しにくい虫を退かしつつ、捨て札に化石を貯められる。
順調にゲームが進んでいる場合は最終盤に使うことが多い。
玉響の蠢き
トドメに良し、対アグロに良し、化石を捨て札に送って良し。痒い所に手が届くカード。
息吹の解放
最近は多くのコントロールデッキに採用されている。序盤や中盤の除去の要。
流行のアグロ、コントロール、水生への勝ち筋を増やすためにこんな感じに落ち着いていますが、流行りによって採用カードを変えていけば良いと思います。
回し方
相手に合わせて有効なカードを使います。相手のエサ置きを見て、早めにおおよそのデッキタイプを判断してください。
基本の動きとしては、相手に4エサ貯まる直前に2〜4コストの虫を出して1点攻撃するところから開戦になります。(攻撃しないこともある)その後は大型虫を出して盤面を取ったり、トドメを刺すのに必要な手札を揃えたりします。相手の動きに合わせて攻撃するのがちょっと難しめかもしれません。草薙の劫火、ニジイロ時雨などに気をつけながら、自分が負けない程度に縄張りを削って、最後は時雨+閃き+ムカシトンボです。混ぜ水生を使っていた方ならイメージしやすいかと思います。色々試してみて!
最後に
4弾からの新テーマ「生きた化石」の優勝数が少ないと感じたのでデッキを組んで大会に出てみました。化石が色んな地域で使われて、強いデッキが生まれたら面白いなと思います。ピーキーですが、使っていて楽しい😆
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お付き合いいただきありがとうございました。
デッキ画像提供:蟲神器ゲート