中年男性はアイクリームを使え

おじさんスキンケアシリーズ第二弾。
前回はスキンケアの初歩の初歩から書いた。
今回はもう1段階踏み込んだ提案をしようと思う。

前回記事はこちら

年齢の割に老けて見える人と若々しい人の違いは何か?

若々しさを左右するポイントは「目元の皮膚感」だと思う。
目元は視線を集め、印象に残りやすいパーツ。ゆえにシワっとしていると「老け」「疲れ」の印象をダイレクトに残す。

マスクをすることが多い昨今では目元に視線が集中するため、目元にハリやツヤがあれば多少他の箇所にエイジングの影響が出ていても生き生きとした印象に見せやすい。

目元の皮膚は茹で卵の薄皮くらい薄く、また皮脂腺や汗腺が少ないために乾燥しやすく、他の部位よりダメージを受けやすい箇所。

というわけで目元のケアをやってみよう!の回。
難しくはないので安心して欲しい。
洗顔、化粧水、乳液の基本デッキに「アイクリーム」を足すだけ。
顔全体用より濃厚で、敏感な目元に使えるクリームが「アイクリーム」として売られている。

(名前はアイクリームだが、ほうれい線や首など乾燥やシワが気になる場所に塗っても勿論構わない。重点的に保湿したいポイントに塗ろう)

アイクリームの使い方

塗るエリア

目の周りの骨(眼窩)の中、ガイコツで言う目の窪んでいる部分全体が目安。上まぶたと下まぶたの両方。

塗るタイミング

洗顔後、化粧水や乳液の後。
成分により(後述)夜のみ、または朝と夜。
乾燥を感じたタイミングで適宜塗っても良い。

塗る量

米一粒サイズ×4(上下まぶた)
少ないと摩擦が起きるのでやや多めで良い。
油分が気になる時は塗った後にティッシュを被せて軽く押さえると良い。擦らない。摩擦は敵。

塗り方

米粒サイズを指に取り、やさしく撫でるように伸ばしながら軽くタップするように塗る。もちろん擦らない。摩擦は敵。
軽くマッサージするように塗ると血行がよくなるが、皮膚は動かさないようにすること。
漫然と塗らず、片手でシワを伸ばしつつもう片方の手でシワの間に入れ込むように塗るとより効果的。

おすすめアイクリーム

おじさんがドラッグストアに並んだ大量の商品の前でフリーズしないようにAmazonで買えるもので厳選しました。
(デパコスのおすすめが知りたい人は連絡ください)

BARTH プレミアムアイクリーム


BARTH プレミアムアイクリーム 1,980円
→初めてのレチノール※にオススメ
(※レチノールの説明は後でするからとりあえず読んで)
やや固めのクリームで目元に密着しやすい。
ベタつかず伸び・肌馴染みが良い。
気密性の高いチューブで劣化しにくい。無香料。

なめらか本舗 リンクルアイクリーム


なめらか本舗 リンクルアイクリーム
(豆乳イソフラボン エイジングケア アイクリーム)
Amazonで800円くらい
→こちらもレチノール配合。くせがなく安いので最初のアイクリームにおすすめ。無香料。
柔らかめの質感で伸びが良くみずみずしい。
⚠️大豆エキスを使っているので大豆アレルギーの方は避けてください。

魔女工場 4GFアンプルアイクリーム


魔女工場 4GFアンプルアイクリーム
Amazonで3,500円くらい
→容量が多め。比較的さらさら系で軽い質感なのでこってりした質感のものが苦手な人や初めてのアイクリームにおすすめ。 肌のバリア機能を整えてくれる。無香料。

レチノールのざっくりとした説明


ビタミンAの一種で、シワやシミ、ハリや弾力の改善に効果が見込める有効成分。
人により刺激を感じる場合があるので、はじめは毎日ではなく週3回を目安に慣らしながら使っていくと良い。
使用すると皮膚の代謝が促進されるが、同時にバリア機能が落ちるので昼間は日焼け止めを塗ると良い。
一時的に肌の乾燥や赤みが出ることがある。
大抵は使っていくうちにおさまるが、ひどい場合は使用を中止して皮膚科へ。
紫外線で分解されやすいため、朝は塗らなくても良い。

という説明をすると怖い成分なのでは…?と怯えさせてしまったかもしれないが、今ではあらゆる化粧品に配合されている高機能な有効成分であり、恐ろしいものではないので安心して欲しい。そして市販の安価なクリームには劇的な変化が起きるほどの高濃度のレチノールは入ってないと思う。

みんなアイクリーム塗ってね

目元をケアし、潤いとハリが生まれると疲れた印象も薄まる。若者にも使って欲しいし、おじさんが今から使っても遅くない。1アイテム足すだけで印象が変わることを実感して欲しい。

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