伸び代しかない

先日、知人の経営者の方から、経営合宿やろうと思うけど、何かアドバイスありますかって話がありました。

経営合宿的なことは何回もやりましたが、経営者、その他の参加メンバーの経験、レベル、合宿の目的次第もあり、結局、試行錯誤の連続で、なかなか汎用性がある方法が私には見つかっていませんが、そこで話をしたことは、

①会議は事前準備が大事なので、参加メンバーに事前にアジェンダを明確にし、宿題を出して、考えておいてもらったほうがいい

②長い時間軸の話(中長期の戦略)では、数字以上に、参加メンバーのワクワクが大事

③一方で、短期的にはどうしても課題山積で、この対応が議論しかないが、課題ではなく、「伸び代」とすると、課題たくさんは、「伸び代しか無い」と言え、ポジシティブに議論しやすい(私の同僚がよく使っていて、いい言葉だと思います)

④最初の段階であれば、経営者がこの会社をはじめた理由、メンバーはjoinしようかと思った理由などをの話をすると、初心に返って議論しやすい

⑤最後に、この合宿の各自の感想を聞く、To do を明確にしておく

⑥あとは、ファシリテーターを誰が、どう、うまくさばけるか、で、意外と外部の方にしてもらったほうが、いい場合もあり。特に、参加メンバーが本音が言えない環境の場合は、外部でないと会議の目的と打破できないときもある。

という話をしました。もちろん、重要なことは、経営合宿で、何を意思決定するか、なのですが、経営者と経営幹部が、少なくとも良好な環境で、本音で議論できれば、一回の経営合宿で全てうまくいくわけではないですが、解決策が見えてきます。

あえて極端なことをいえば、すごく差別化されたサービスがなくても、経営メンバーが一枚岩になり、経営意思決定やアクションが早いだけで改善する部分も結構ある気がします。

といいつつ、これだけでも意外と難しくて、私もどの状況でもすぐ実績できる、ってわけではないのですが、笑


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