【わるいDX】勝負観の組み立て直し

1 既に使われている観点の取り除き
~ではない系の話が長い列を作る。押し時、引き時といった勝負勘ではない。一つ一つの勝負に関する反省ではない。

勝負の周りでは多くの意味や価値がやる気の維持に使われている。ここで誰もが、「~という風にプレイして(勝って)やる気を維持する」という規範からは、実際のところ離れることができる。格好良さという価値、気持ち良さ、綺麗さという価値からも離れられる。やる気を保つために勝ち以外の何かを勝負に見出すということからも離れる。事前に注がれている意味や価値を削いで、容器だけになった「勝ち」を求めるための新しい観点が必要。

2 新しい観点
忘我

意味と価値を追う我を忘れるために、気持ちの振れ幅を少なくするために、それらの観点を取り除くために勝負する。

副産物1 集中と自失
「忘れる」とき、都合の悪いことだけ忘れられるか?
集中と自失は、舵をできるかぎり良い方向に切れるのか?

副産物2 分析「勘」
~してこうなったから、絶対~するようにしよう
~してこうなったから、絶対~しないようにしよう

は、

~してこうなったから、だいたい~するようにしよう
~してこうなったから、たまに~するようにしよう

よりも先に覚えるべき
だけど、絶対系はだいたい系より数が少なそうで、見つけにくそう

「~したからこうなった」はありえても「~したから勝った」は言えない
~したから勝ったという理由付けからは離れる
どの行動が運に頼っていたか、どれぐらいの分の良さ、悪さだったかを考える