ビジネスクラスの旅 ~Part2・そしてシートの座り心地は?~
では続いて機内に話を移して、気になるシートまわりについてレポートします。
今回はマレーシア航空の新しい機種『Airbus A330-300』で、とても綺麗な機内と設備になっております。
座席は横に2-2-2となっており、ビジネスクラスは縦に6列まで。全36席だと思います。(エコノミーは横2-4-2)
座席の図面は多分これ。
http://www.seatguru.com/airlines/Malaysia_Airlines/Malaysia_Airlines_Airbus_A330-300_V2.php
●最初、なぜひざ掛けが2つもあるのかと思っていたら、片方は背もたれに付けるシート用カバーでした。
背もたれにお好みでカバーをセッティングします。使用している人は半々ぐらい。
ひざ掛けはエコノミーの場合だと、ペラペラの薄手の毛布ですが、こちらは、特大サイズで、羽毛か(?)もしくは同等のふわふわ素材になっており、すごく分厚い。上空10000mでも、めちゃめちゃ暖かいです。
そして、枕も付いてます。
●シートの横幅も広いが、感動するのは何よりもシートの前後のスペースが広いこと!!!
前の席までの距離はエコノミーの3倍以上はある。足を精一杯伸ばしてもまだまだ奥に届きません。
例えば、隣の人がテーブルを出していてもそのまま前を横切れるほど、前後にスペースがあります。
●席の前後には固定パーテーションがある。
つまり、リクライニングは背中のシートを倒す・・・というより、シート全体が前方にスライドしていく感じ。
(左)背もたれが前にスライドしたポジション。(右)通常のポジション
シートは水平ではないが、ほぼ180度近く広がる。したがって後ろの席の人に気兼ねなく、いつでもリクライニングできる。
●背もたれの頭の部分は、両端は折れ曲げることができる。
また、上にスライドさせ、背もたれそのものを長くすることもできる。
●リクライニングボタンは5個。
通常モード、食事モード、リクライニング1、リクライニング2、お休みモード。
各ボタンも微調節でき、ボタン同士を組み合わせることもできるようで、これには、複雑すぎてついにフライト時間内に完璧に使いこなすことができなかった(- -;
●シート横の足元には傘立てみたいな穴があるけど、傘置きのわけがない。これは食事の後で配ってくれる500ml専用のミネラルウォーターのペットボトル入れ。
●食事用テーブルは縦にも横にも斜めにも回るので、自分のテーブルも出したまま向きを変えて、席を立つことができ、トイレに行けます。
●スリッパは使い捨ての新品をくれます。
大きなヘッドフォンも配ってきますが、こちらは着陸前に回収にきます。
→次回は機内食の話題についてです。
(すべてがmotoになる:2015年12月17日投稿分)
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