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motoGP125 Rd3ポルトガル『1000分の2・・・再び!』


今年の125クラスは正直なところテロールの独走が
予想されており、しかもここポルトガルは125クラスが
motoGPクラスより後になる一番最後のレースなので、
あまり見所がないかも・・・と危惧していたのですが。


盛大なフライングから始まるスタートは波乱の予感でした!

モルキアーノ
ケント
セベスチェン

と誰が引き金になったのか、ド派手なフライングをし、
つられた者約2名・・・の合計3名がジャンプスタートペナルティ
を受けました。


さて、盛り上がったのはテロールを除く、2位以下軍団。
ルーキー達や見慣れぬ少年達が大奮闘してました。
ここが125クラスの面白いところですね。

中でも今シーズンから久々のポルトガル人ライダーがレギュラー参戦です!

地元のヒーロー、ミゲル・オリベイラくん。

序盤はオリベイラが3位で大活躍していましたが、
途中からずるずる後退。

今年のテロールのライバルになるであろう、
コルテセとファウベルが2位争いを奮闘。

そこに割って入ったのが、11番グリッドだったマーベリック・ビニャーレス。

ビニャーレス・・・誰やねん?って感じですが、
昨年のスペインロードレース選手権(CEV)王者です。

ビニャーレスのチームは、
あのパリス・ヒルトン嬢のド派手な発表会があった
ブルーセンス By パリスヒルトン レーシング。
チームメイトはガデアです。


ちなみにCEVランク2位なのが、2ポイント差でチャンピオンを逃したオリベイラ。
2人ともまだ16歳で超期待のルーキーなんですね。
この先、楽しみです♪


2位争いも白熱していた終盤、ファウベルが単独クラッシュ。
コルテセが2位確定のようで、
そうなると、3位の表彰台争いがすごかった。
ビニャーレスと日章旗みたいなヘルメットでおなじみのザルコの戦い。
去年はパっとしなかったザルコも前回の初ポディウムから絶好調のようで、
今回のレースもずっとビニャーレスの後ろについており、
ラストラップ最終ストレートのフィニッシュライン上で競り勝ちましたぁ~。
ビニャーレスは初ポディウムを逃し、ザルコは2連続ポディウムです!

これがフィニッシュラインの瞬間。
ビデオ判定にまで持ち込まれたシーン。

その差がなんと0.002秒、1000分の2秒です!

え、1000分の2秒・・・ってどこかで聞いたような響き。

2006年
エストリル
ロッシ
エリアス

・・・なるほど。
ここのフィニッシュラインには魔物でも住んでいるのでしょうか。


余談ですが、
motoGPクラスでは今回もロッシがこのフィニッシュラインにて
競り負けてしまいましたぁ。死守していた4位を最後の最後、
100分の2秒差でドビチオーゾに持って行かれた・・・😓


(すべてがmotoになる:2011年5月2日投稿分)

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