見出し画像

金の斧、銀の斧

昨日に引き続き、今日もひろゆきさん関連の投稿です。
ちょっと前ですが、ひろゆきさんがライブ配信をしていて、童話の「金の斧、銀の斧」について話していました。

それを聞いていて、
ふと、この話の教えは何なのか?
ということを考えました。

僕の見解では、この童話の教えは、
「嘘はダメ」
というシンプルな教えにたどり着きました。
それが一番矛盾が生じない教えだと思います。

一見、
・正直者が救われる
・欲は持たない方がいい
などという教えに感じると思いますが、そうだとしたらこの物語に矛盾が生じてしまうのです。

正直者が救われるという教えならば、

たしかに最初に斧を落としたの木こりは正直者です。自分の斧は鉄の斧だと正直に言いました。

しかし、後から来て、斧をわざと落とした木こりも、見方によっては正直だと思いませんか?

どういうこと?と思った人もいるかもしれませんが、
「正直言って、金の斧欲しいです!」
というのが後から来た木こりの本音で、そこに関してはめちゃくちゃ正直者だと僕は思います。

正直者が救われるという教えならば、
正直に自分の欲を言っているのに、お仕置きされるのは矛盾してますよね

欲は無い方がいいという教えならば、

欲にまみれて生きるのは、正直印象は良くないのですが、

適度な欲を持っていれば、
一つのエネルギーになって、非常に良い効果をもたらすのではないかと思います。

欲があるから頑張れたりするのに、それを否定するのは、可能性を狭めてしまうのと同じになってしまいます。
場合によっては欲はいいものとして捉えられるので、この物語の教えに矛盾が生じてしまいます。

というわけで、
この物語は「嘘はダメだよ」という教えが一番自然な形で当てはまるのではないかと思います。

要するに、
「欲にまみれて嘘までついて金品を奪おうとするのは間違っている!」
というのが、この物語の教えだと思います。

もちろん、当たり前の話です。
童話というのはそういうものなんです。
それでも、いつしか当たり前の教えを忘れて、欲にまみれてしまう‥
それが人間です。

時々、幼い頃に両親に読み聞かされた童話の内容を振り返るのも、良い学びになるのではないかと思います。

僕も素直に、時には貪欲に、でも正直に生きていきたいと思います。
今日は以上です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?