EVOLを2巻まで読んだ話
近所のブックオフに寄った時、たまたま見つけてしまいました。
途中で集めるの止まってた「デスコ」がいつの間に完結して、新作が出てたんですねぇという印象。
ネカフェで読破した「SOIL」とビビっと来て全巻ジャケ買いした「BAMBi」、あと4巻ぐらいで止まっている「デスコ」しかこの作者の作品は知らないですが、この人の漫画は毎回ガツンと来る作風が癖になっちゃいますね。
特殊能力に目覚めた人類がヒーローとして街を守る世界、「同じ隔離病棟にいる」「同じ日に自殺に失敗した」「この世界はくそったれだと思っている」という共通点を持った3人の少年少女が、ひょんなことから"しょぼい"特殊能力に目覚めたことから話は始まります。
お互いにお互いのことをあまり知らないまま、病院を脱走した少年少女らは「この世界をぶっ壊そう」と「EVOL(イーヴォー)」と名乗り行動を始めます。
所謂アンチヒーロー物のストーリーですが、主人公一味が何故世界を憎むようになったのか、捻り無しでストレートに描写された世界を憎むようになった経緯は、強烈に刺さるものがありました。
最終的に「世界をぶっ壊す」という共通目的がありながら、特に計画もなく行き当たりばったりにムチャクチャに当たり散らす感じも、ガキっぽくていいですね。
2巻までの内容を見る限り、何かしらの引き金でしょぼい特殊能力が少しずつ強くなっているようですが、これどうなっていくんでしょうね。
今4巻まで出ているらしいので、これはちょっと追いかけてみようかと思います。
今回はこんな感じで、ではでは。
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