FLOWER TRAVELLIN' BAND : SATORI

それは日立キドカラー（ブラウン管カラーTV）のCMであった。鏡獅子が舞うそのBGMに使われていたのがFlower Travellin' BandのMake Upだったのだ。その印象は強烈で、ずっとそのイメージと音が頭に残っていた。それから、間もなくシングル盤を購入。そのとき初めてFlower Travellin' Bandという名前を目にする。その後、SATORIというアルバムが傑作だと紹介されているのを目にするも、あまり聴く機会に恵まれないまま、ペパーランドのレコード棚でこのアルバムに出会った。
おそらく、以前にFMで聴いたことがあったかもしれないがピンときていなかったのだ。ところが、大学生になってからこのアルバムを聴いたらもうノックアウト。
こんなバンドがあの時代に日本にあったのか。
音はパープルやツェッペリンなどのブリティッシュハードロックの延長線上にあるものの、東洋的な音が見事に融合している。
ところで、これは段ボールにポスターカラーかアクリルガッシュで描いているのだが、ルールを自分で決めている。
鉛筆の下書きはしない。いきなりポスカラで描く。
筆のみを使って描く。（後に筆では大変なことになる物が出てきたので、ペンは使用可とした＾＾；）
ということで、表で仏様がやたら右に寄ってしまうという失態を演じている。