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DEAD CAN DANCE : a passage in time
デッド・カン・ダンスの1991年発売の初のベスト盤。1stアルバム以外からの代表曲がセレクト。最後の2曲(15.16曲目)はオリジナルアルバムには未収録曲で、このベスト盤時の新曲。ということらしい。発売当時に手にいれたのだが、他のアルバムもアナログ盤で聴いていたが、このアルバム、ベストにしてはトータルによくできていると思う。寄せ集め的な感じはあまりなく、1枚のアルバムとしても聞きごたえがあるようなセレクトとリスト。
もともとオーストラリアで結成後、渡英、4ADと契約してから後脚光を浴びる。コクトーツインズなどとイメージ的に近かった言え、4ADの代表的グループとなった。80年代〜90年初頭にかけて、ニューウェーブと呼ばれていたパンクやその他のロックから発展したバンド(今のカテゴライズならオルタナとかネオアコとか言われているようなバンド達。)が、プリミティブな音楽に向かい、新たな音を創造しようとしていたように思える。
デッド・カン・ダンスもオーストリア出身ということもあってか、アボリジニの世界観に影響を受けたらしいし、原初的で宗教的な感じがする音は時間を超えて訴えかけてくるものがあるような気がする。
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